真夜中に沁みる女の笑ひ。
石川啄木歌碑⑲「出しぬけの」
出しぬけの女の笑ひ身に沁みき厨に酒の凍る真夜中。
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酒飲み夢見て、悲しみ忘れる。
石川啄木歌碑⑰「酒のめば」
酒のめば悲しみ一時に湧き来るを寝て夢みぬをうれしとはせし。
雪あかりに包まれた、さいはての駅で。
石川啄木歌碑⑨「さいはての」
さいはての駅に下り立ち雪あかりさびしき町にあゆみ入りにき。
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春の雨夜、君が来る鳥屋の窓。
石川啄木歌碑⑬「春の雨」
春の雨夜の窓ぬらしそぼふれば君が来るらん鳥屋 に鳩なく。
北海道の形を感じる、釧路の魅力。
北・大地のうねり
北・大地のうねり。
JR北海道釧路支社の5周年記念オブジェです。
葡萄色の手帳で過ごす会合のひととき。
石川啄木歌碑㉑「葡萄色の」
葡萄色の古き手帳にのこりたるかの会合の時と処かな。
ともしびの明るき家へ、火をしたふ虫のように。
石川啄木歌碑㉒「火をしたふ」
火をしたふ虫のごとくにともしびの明るき家にかよひ慣れにき。
紅き薔薇が誘う、心の火が灯る。
石川啄木歌碑⑱「一輪の」
一輪の紅き薔薇の花を見て火の息すなる唇をこそ思へ。
三味線の音色で心温まる大雪の夜。
石川啄木歌碑⑪「三味線の」
三味線の絃のきれしを火事のごと騒ぐ子ありき大雪の夜に。
行きずりの袖の香りを楽しむ。
石川啄木歌碑⑯「花の下」
花の下たもとほる子は行きずりの袖の香りに物言はせけり。
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