歴史感じる開田城土塁公園。
開田城土塁公園の特徴
開田城の土塁が残る貴重な史跡です。
乙訓景観十景に選定されている魅力的な公園です。
阪急長岡天神駅からアクセス可能な便利な立地です。
公園自体はベンチが或るのみ。通りのちょっとした休息所と謂った雰囲気。その後ろが土手になってて、そこが土塁跡らしい。
ベンチがあるだけの公園です。土塁跡は言われれば、そう視えるかなって感じです。
阪急長岡天神駅から長岡天神に向かう途中で偶然見かけた。城跡と言ってもマンションの一角に土塁の一部が保存されているだけだ。城主は中小路氏と伝える。城主というと大変立派に聞こえるが、戦国時代は国衆(国人)の中で下位の勢力でも土塁と濠のある城くらいは持っていた。市内には江戸時代に名主だった中小路家住宅があり、長岡天神の神主も平安時代以来中小路氏が継承した。いずれもここの城主と同族だろう。信濃の諏訪氏、仁科氏のように本来は神官の一族が武士化することは珍しくない。
「開田城土塁公園」は「乙訓景観十景」に選定されています。
一見マンションの緑地帯かと思う土堤が中世豪族中小路氏の居館、開田城の土塁。大木が一本だけ伸びていて、趣がある。2003年のエスリード長岡天神建設の時に綺麗に整備して、南東隅の土塁だけを残しておいたようだ。ベンチも置いてあり、近所の人の休憩スペースみたいになっていた。最初の発掘が1978年、次が1996年というが、1978年の時点で長岡天神のほぼ駅前に、中世豪族の方形居館の土塁がはっきりと残っていたのであろうか…おせじにもメジャーではない小豪族の居館が、戦後30年以上も長岡京駅前で都市化されず残っていたなら、大したものだと思う。東京近辺では考え辛い…
土塁のみ残っている。とても綺麗に整備されております。公園という名称ですが遊ぶスペースはありません。あくまで土塁公園です。隣接のマンションのロビーに開田城の復元模型とパンフレットがありました。貴重な歴史遺産を後世に保存していこうという男気を激しく感じた次第。よきかな。
名前 |
開田城土塁公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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開田城の土塁があったと思われる場所にある公園です。小ぢんまりした公園です。