富士山を望む!
弁天山古墳の特徴
草が刈られ整備され、登れる玄室が魅力の古墳です。
富士山を望める場所に位置し、見晴らしが非常に良好です。
5世紀後半に作られた前方後円墳を楽しめる、貴重なスポットです。
石室内には、玉砂利を敷き、木棺を納めていたと思われるが、昭和二年の調査の折に刃、剣、鏃、甲冑等の武器や武具類が発掘された。この古墳の築造年代は、鉄製武具類、あるいは古式な植輪、竪穴式石室の、形状等から、西暦五世紀の後半ごろと考えられる。前方後円墳である内裏塚古墳小条川流域を中心に展開した須恵国の豪族の墓と考えられている。なお、昭和五〇年度より四年間に、本古墳の保存盤備事業として、盛土による墳丘及び石室保護工事を実施した。【看板より抜粋】
前方後円墳としてははっきり見え石室も残っていて楽しめました。
草が刈られ整備されている登れる玄室が見られる駐車場が有る富士山が見られる。
南関東最大の古墳群である内裏塚古墳群を構成する前方後円墳。登ると海を一望でき、かつてここで執り行われた葬送風景を偲ぶことができます。大きな石棺は覆屋で保護されて見学も可能です。なぜかお賽銭が投げ込まれていました。
少し小高いだけなのに…古墳の頂きから海を見遣ると…ど真ん中に富士の山。こんな見晴らしの良いところに塚を築いてもらって良かったね、須恵国の豪族さん。きっとみんなにとって大切な人やったんやね。付近の海岸から石を運ぶときに使った縄掛突起が天井石に使用されている例は日本でも数が少なくて、なかでも畿内の大王クラスの古墳にいくつかの例が見られるだけだとか。全国的にもかなり希少価値の高い遺跡のようです。
穴場!近くに美味しい飯屋があり、最高のロケーション。
石棺が保存されており興奮しました。
古墳へ行っても草木が繁るただの小山の事も多いが、ここは良く整備されている。階段を登ると石室の天井に使われていた石が展示されている。大きな石に運搬時に使われた突起が付いていて、そうした例は少ないということである。すぐ横に幕末から4年間だけ存在した小久保藩の陣屋があったらしい。歴史を知ると面白い。
現地の説明板によると、5世紀後半に作られた墳丘87.5mの前方後円墳で高さ8.5mの後円部に竪穴式石室がある。石室は、元来地中に埋められているものだったが、現在は見学可能なように覆屋を設けて、保存されている。縄掛突起を持つ天井石が特徴で、縄を掛けて移動させたのではないかと考えられており、葬品も断片としていくつか見つかっているそうだ。
| 名前 |
弁天山古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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周辺のオススメ
大貫駅から徒歩20分ほど。公民会が隣接しておりトイレには困りません。小高い丘という感じですが、石室が保存されています。階段を登ると富士山や東京湾観音が見えました。近くに内房線の踏切があります。1時間に1〜3本程度ですが、子どもが楽しそうに踏切と電車を楽しんでました。