直澄の神水で心洗う。
御手洗(直澄)の特徴
御手洗の御神水は、森の地中深くから涌出た貴重な水です。
隣接する賀茂御祖神社の鳥居横に位置する、歴史ある手水舎です。
直澄の名は、境内を彩る糾の森と深く結びついています。
コロナ禍からひしゃくは撤去されています。手水の作法(英語併記)が掲示されていて慣れない方も安心、心身を清めてお参りできます。
「直澄」で「ただす」と読むそうです。大きな横長の手水鉢や上屋など特別な感じがして、丁寧に手を清める気になります。
賀茂御祖神社(下鴨神社)の鳥居の横に在る楼門前の御手洗(手水舎)は、境内に広がる原生林「糾(ただす)の森」の語源とされる「直澄(ただす)」と名付けられています。御手洗は神話に基づく舟形の磐座(いわくら)石。御神水を注いでいる樋は「糺の森の主」と呼ばれた樹齢600年のケヤキが使われています。また覆屋は、崇神天皇7年、糺の森神地に瑞籬(みずがき)の造替を賜った記録をもとに再現した透塀です。駒札には以下の通り書かれています。============古代から糺の森は、清水の湧く所、鴨川の水源の神地として信仰されてきました。室町時代の「諸社根元記」に「浮島の里、直澄」と記されており「糺」の語源の一説として知られています。現在、なお糺の森の地中深くより豊かに湧水し、歴史を伝えています。生命の源である御神水により禊(みそぎ)をし、御生(みあれ)の御蔭(おかげ)をこおむると共に心身の清浄にお臨みください。「やまとかも うみに嵐の西 吹けば いづれの浦に 御船つながむ」(新古今和歌集1868(よみ人知らず))御手洗は、御祭神の神話伝承にちなむ舟形磐座(いわくら)石で、御神水を注ぐ樋は、糺の森のヌシと呼ばれていた樹齢600年のケヤキです。覆屋(おおいや)は、崇神天皇7年(BC90年ごろ)当神社糺の森神地に瑞籬(みずがき)の造替を賜った記録をもとに再現した透塀(すきべい)です。
名前 |
御手洗(直澄) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.7 |
周辺のオススメ

手水舎~御手洗(みたらし)-直澄(ただす)御神水はこの森の地中深くから涌出たもの。コロナ禍での対策として、柄杓は撤去されましたが多くの人が手水として利用できるよう、脇にも手水場が設えられていました。