人里離れた山奥に揺蕩うお社。
名前 |
日之前神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-nara/jsearch3nara.php?jinjya=34619 |
評価 |
5.0 |
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人里離れた山奥に揺蕩うお社。その神秘性ある粧い。やっとの思いで詣でることが出来ました。神社さんにより、その御神威のエネルギー、合ったり、そうでなかったり。不安と喜び入り交じりながら、現地到着。ゾクッとする鬱蒼感などなく、優しく、柔らかな木漏れ日に境内は包まれていました。いにしえには日之前/ヒノクマと呼ばれてのかもしれません。祭神は日前大神。一資料には”天県命”とも。天県命は天縣大神の略筆と思われます。天縣大神=日前大神。日前大神。アマサカルヒニムカツ姫(陽陰下がる・天地栄る日に向かつ姫)。=セオリツ姫ホノコさん。日の前。日の神であるアマテル・ウヒルギ・ワカヒト神に向かうの意。”母は日の前 向ツ姫 ホノコの 産宮は フチオカ耳のオシホヰに 生まれます御子の 乳にむせぶ”姫が紀国で住まわれた太陽の前宮(日の前宮)。紀国を襲った大量の稲虫を祓い駆除するため、しばらく滞在されたといいます。毎年のように害虫被害に怯えていた住民。稲虫発生も収まり、日常を取り戻すことに。日の前宮を見ては姫を思い、心がやすらいだといいます。ほか、社会啓発、インフラ整備等、国家に対する姫の貢献は計り知れないものがあるでしょう。現紀伊国一宮、日前國懸神宮にて、日前大神として祭祀され、姫への崇敬の念は今も昔も不変のままといいます。姫は紀伊国へむかう途中、この地にも寄られたのかもしれません。道路脇、路肩がひろがりますので駐車可能です。