妙雲寺の庚申堂、歴史を感じる。
曙楼門柱跡と青面金剛の特徴
妙雲寺境内には曙楼門柱跡があります、説明板も設置されています。
近くには庚申堂があり、地域の歴史を感じられます。
散策中に庚申塔を見つけられるのも魅力的です。
妙雲寺の境内道路脇に「曙楼門柱跡」説明板が建てられています。曰く、「明治維新の政府の廃仏政策で寺院境内を失い、この場所に料亭曙楼が建てられていた。門柱は木骨煉瓦造りの珍しい構造であったが、腐食が激しく復旧不可のため、除却された」。寺院にとって明治政府が実施した廃仏毀釈政策は、苦難の歴史でしょう。曙楼は、明治大正期に大繁盛し、元勲、貴族が連夜宴を催し、日露戦争の戦勝祝賀会も催されましたが、昭和4年に廃業したそうです。寺院敷地であったところが料亭になったことに、驚かされます。曙楼門柱跡には、現在、庚申堂があり、三猿と青面金剛が彫られた庚申塔が祀られています。
かたわらに庚申塔あり。堂の透かし彫りの猿が桃を食べています。
曙楼門柱跡。妙雲寺にある庚申塚の横に標識がある。明保乃楼やあけぼの楼ともいい、明治19年(1886年)に建てられた割烹店と旅館を兼ねていた。
説明板の前には庚申堂があります。こちらの方が気になって立ち寄りました。
写真いりの説明板があります。それだけです。手前にある庚申さんの上部に妙法とあり、池上ぽい。
| 名前 |
曙楼門柱跡と青面金剛 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
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近所なのでいつも通りますけど、全く知りませんでした。今、Googleマップで調べたら、めっちゃ近所に庚申塚があることがわかりました。まさか、ものすごい近所に庚申塚があるなど、知る由もなく…この辺ヤバい史跡多すぎます。例えば、六郷用水跡など。聞けば、猿が桃を食べている様子の庚申塚らしいじゃないですか。