建礼門院徳子の陵で静寂を。
高倉天皇皇后 徳子 大原西陵の特徴
長い傾斜のゆるい階段を登って訪れる静かな御陵です。
寂光院の奥に位置する建礼門院徳子の墓所が目印です。
平家の隆盛と没落を見守った歴史を感じられます。
長ーーーくて傾斜のゆるい階段を登り、息切れしながらたどり着いた静かな場所。権力のある男たちに利用され全ての不幸を押し付けられた彼女を思いながら黙祷をしました。どうか極楽浄土であり得ないくらいの幸せに包まれていますように。
寂光院手前を右に少し登り左側に門があり中に五輪塔が見えます。後日見た南朝の後醍醐天皇・後村上天皇の御陵より全然小規模ですが宮内庁案内板、柵の型式等殆皇室関係者に準拠しており、十分に礼を尽くす形ですが平家物語異種本には承久の乱後平家の血筋天皇で復権洛中でお亡くなり説と替玉を寂光院に置き安徳天皇を追って阿波徳島県でお亡くなりになった説が有り供養塔が有りました。
寂光院の奥にある建礼門院徳子(安徳天皇の母)の陵墓。階段を上がった先にひっそり存在する。
6月初旬に訪れた、建礼門院徳子の御陵。宮内庁の立看板には「高倉天皇皇后徳子」とあります。石畳の階段を登って行くと、コンパクト、簡素なお墓。古墳だらけの奈良生まれ・奈良育ちの身にはそう感じられました。彼女の波乱の人生を思いながら御陵と大原の景色を見ると切ない、それでいて、心穏やかになれる場所でした。
建礼門院徳子の墓所です。階段を上った先にあります。山側には紅葉が沢山あり、秋には必ず立ち寄るところです。三千院の北にある、後鳥羽天皇と順徳天皇の大原陵に対して西陵と称します。
名前 |
高倉天皇皇后 徳子 大原西陵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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平家の隆盛から没落まで全てをみてきた凄まじい人生、安らかにお眠りください。