慶応山の地下壕、意外な歴史体験!
日吉台地下壕の特徴
慶應日吉キャンパスの地下にある連合艦隊遺跡は意表を突く存在です。
防空壕が多数存在する丘陵は、地元では慶応山として親しまれています。
月に二回の定例見学会で、歴史を深く学ぶことができます。
○保存会の定例見学会、月2回(第2水/第4土)○1944_本土決戦に備え、地下壕建設。海軍の司令部がおかれる。地下30m、2.6km。厚さ40cmのコンクリート。トンネル掘りの専門家も加わる。高低差を付け、自然に排水。自然な風の流れで換気。真夏でも涼しく19度。線路を挟んで、艦政本部地下壕2.6kmもあるが、崩落していて入れない。○体育館脇に出入口。電信・暗号室に200名勤務。○司令長官の部屋は、11畳の和室。壁や天井は木材、蛍光灯で明るい。寄宿舎の地上司令部と126段の階段で繋がる○知覧など特攻の命令、沖縄戦、戦艦大和の出撃命令は、ここから出された(場所を秘密にするため、発信は有線で船橋に送り、そこから行う)。突撃/沈没の様子はリアルタイムで受信○日吉が選ばれた理由。堅牢な建物があり、高台で電波の受けが良い、土手に地下壕が掘りやすい、横須賀と東京の間にあり立地がいい。大倉山記念館も、海軍の気象部が使用○日吉キャンパスからは、文系の学生が学徒出陣3000人(400人死亡)。「生産性」や、上から言われる「奉仕/ボランティア」という言葉に注意○学徒動員、日吉の町は空襲で焼け野原、被害の面。司令部があったことによる加害の面。両面がある。○明治大の生田キャンパス「登戸研究所」と共に、県や国が戦争遺跡として保存してほしい。
通称・慶応山と地元では呼んでいる丘陵には防空壕がいくつもありました。30年前くらいまでは整備されずに放置されていたので、近くまで行けました。ほとんど埋まっていましたが、山の斜面にポッカリと口を開ける穴がたくさんありました。
| 名前 |
日吉台地下壕 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
045-561-2758 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1 慶應義塾大学日吉キャンパス |
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慶應日吉の地下に連合艦隊遺跡があることが意表を突いている 月に二回ほど見学可能。