二本木不動堂、歴史を感じる庚申塔。
二本木不動堂の特徴
寛文11年に製作された不動尊型庚申塔が特徴です。
室町時代から続く歴史ある二本木不動堂は魅力的です。
鶴見区東寺尾中台に位置し、荘厳な風情を味わえます。
二本木不動堂(にほんぎ_ふどうどう)は室町時代頃には存在していたとされています。記録では大正11年に改修されていますが、当時も板壁で屋根は本瓦葺きとの記述はありませんから、いつから鋼鈑葺き屋根なのかは不明です。2000年代に入るとお堂の老朽化で、雨漏りや屋根裏に野鳩の侵入により排泄物による悪臭や木質部欠損が発生、平成15年に改修工事が行われています。屋根は銅板葺きに替わり壁も鋼鈑葺きとなっています。新たに正面の石燈籠が奉納されています。内部には御不動様の石像があるようですが、通常は扉が閉められ見る事は出来ません。正面の右にはちから石があります。32貫(128kg)の石で力くらべをしていたものです。米俵2俵分ですから当時の力自慢には苦も無い重さだったのでしょう。女性でも5俵を持ち上げた記録があり男性では75貫(280kg)を持ち上げた話しもあります。その他には庚申塔があり青面金剛像(しょうめん_こんごう_ぞう)を見る事が出来ます。
| 名前 |
二本木不動堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
寛文11年10月吉祥日製、不動尊型庚申塔があります。