凄い寺尾城址の発掘体験。
寺尾城 竪堀跡の特徴
殿山公園奥の階段を登り、歴史を感じる場所です。
後北条の城である寺尾城址の発掘が見どころです。
寺尾若狭守の居館を訪れることで歴史に触れられます。
後北条のお城です。軍事的には江戸城の支城、行政的には玉縄城管轄。何故か最寄りの小机城とは関係なし。城主だった寺尾諏訪氏は、北条早雲が関東進出するよりも早い永享年間に長野県諏訪市よりこの地に移住してきており、上杉-北条間の交渉役などを勤めたそうです。特に武勇に優れたと言われる諏訪右馬之助は有名であり、後北条の有名な戦の中でも度々名前が登場するとのこと。小田原征伐よりもかなり早い段階で記録に書かれなくなり、この一族が最終的にどうなったかは不明との事であるが、一説によると天正年間で絶縁したということ。こちら、草ボーボーで細かい形状は分かりませんが、規模感としては大きい竪堀です。住宅街の中にあり、ここだけボッコリ空地が出来ているのが印象的。
寺尾城の竪堀は、凄かったです。都会にこんな城があるなんて!びっくりです。
寺尾若狭守の居館。後北条家に仕えた子孫は諏訪姓を名乗る。
名前 |
寺尾城 竪堀跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-510-1818 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
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「寺尾城址の発掘」といった説明書きは、殿山公園奥階段を登り切った上にあります。長年、何度かの調査 が行われ、空堀や土塁が見つかっています。殿山公園の一角にかかる空堀は、 上面の幅約5m、深さは3mを 超え、底の幅は約1mの逆台形をしています。また、 殿山公園の南側からも、舌状台地を東西に分断する形で 深さ約1mの逆台形をした空堀とその東側にL字状に幅4~5m、高さ60cmほどの土塁があります。