港の見える丘公園で歴史を感じる。
旧:フランス領事館公爵邸宅跡遺構の特徴
日本が開国した当時、フランス軍が駐屯していた歴史的な遺構です。
フランス山に位置し、1896年に建築された名建築が今でも魅力を放っています。
港の見える丘公園の敷地内にあり、静かな散策に最適なスポットです。
日本が開国した当時、フランス軍が駐屯していた本部(?)があった所。当初は陸軍20人から始まり、追加で陸・海軍208名の増員が加わり、300名以上の進駐軍が滞在していた。横浜だけにとどまらない、日本の歴史の足跡。
フランス山はかつて日本に居留した、フランス海兵隊の駐屯地でした。1863年6月~1875年3月まで兵舎を建て駐屯します。その後、この駐屯地は駐日本フランス共和国代表部に譲渡され、フランス人建築家サルダにより総領事館と総領事邸が建設されます。関東大震災により倒壊し、その後スイス人建築家ヒンデルにより再建されるも、1947年に火事で焼失します。今は面影だけで、その遺構だけがあります。それだけでは、どの程度の規模だったのかがわからないですが、古写真を見るに結構立派な建物が建ていたことを伺わせます。アクセスみなとみらい線、元町・中華街駅より徒歩3分JR京浜東北線、根岸線、石川町駅より徒歩14分です。
2013/3 山下公園から港の見える丘公園行くのに通り見学。
港の見える丘公園より、こちらの方が歴史的価値があります。
こういう遺構は大好物です。
元町のとこにあるちょっとした公園です。
フランス山にある遺構今は風車が回ってます。
幕末時代から明治時代までフランス軍が駐屯していた場所としてフランス山と名付け、1896年(明治29年)にフランス人サルダと言う建築家がフランス領事官邸を設計・建築し、「極東一のすばらしい名建築のひとつ」として完成した。外観からも煉瓦造り二階建てのフランス領事館は華麗な意匠の堂々としたものだった。だが、領事館と領事官邸は、1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊してしまった。その後、1930年(昭和5年)にスイスから来た建築家マックス・ヒンデルの手によって、倒壊された領事官邸が旧領事官邸跡に再建されたが、1947年(昭和22年)の不審火により全面焼失してしまった。マックス・ヒンデルが建築した領事官邸の構造は建築家サルダが建築したものと違って、1階部分が煉瓦で造られ2階3階は木で造られていた為、火が回るのが早かった。現在は、港の見える丘公園の中の一区間のフランス山にフランス領事館跡地として残っている。また、フランス領事館遺構の傍に風車が建っているが、これはまだフランス領事館が建っていた頃に井戸水を汲み上げるために用いられたものである。当時の山手はまだ上水道が出来ていなく、経済面のことを考え井戸水汲み上げ用の風車が出来たとされる。
花壇がきれい。
名前 |
旧:フランス領事館公爵邸宅跡遺構 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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廃墟のような佇まいになっていたが、周囲にある解説書きが豊富で面白い。