北向地蔵と巡礼の歴史。
北向地蔵 (横浜市保土ケ谷区)の特徴
北向地蔵は1716年に造立された歴史ある地蔵尊です。
母親から受け継がれた、病を取りの払う存在としての信仰が厚いです。
いわな坂を登った丘の上にあり、住宅街の隠れたスポットです。
北向地蔵は想像以上に大きかった。それに石塔の上に地蔵が乗っているのはあまり見たことがなく新鮮であった。
詳細は説明書きの画像を参照。地蔵と土台はかなり大きくて迫力を感じる。整備もよく行き届いている。
こちらは巡礼の旅をする僧の親子が道に迷い、老僧に保土ヶ谷宿の見光寺に案内され救われ、その親子が、これからは自分たちのように迷うものが出ないようにと、江戸の方(北)を向いたお地蔵様を建てられたそうです。ここは「かなざわかまくら道」の分岐点でもあります。どう設置しても北向きになってしまうこてからこの名前がついたようです。お地蔵様の角柱には「是より左の方かなさわ道」「是より右の方くめう寺道」と刻まれ、金沢方面と弘明寺方面への道案内も兼ねています。近くには御所台の井戸などの史跡もありますので坂は大変ですが見応えがあります。
金澤(かなさわ)道(金沢八景、浦賀、鎌倉方面)と弘明寺(ぐみょうじ)道の追分に建てられている地蔵尊で享保2(1716)年造立。横浜清風高校や近隣住民のかたの努力でとても綺麗に保たれている。
お地蔵さんも、新型コロナ対応でマスクされてます。 20200509
思ったより大きい。急坂を登る必要がある。
いわな坂を登り詰めた丘の上には、北向地蔵があります。金沢道と弘明寺道の分かれ道の道標を兼ねていて、北向に建てられました。台座側面に「ぐみょう寺道」とあり、ここを左折すると「岩井坂」で弘明寺道(保土ヶ谷道)に合流します。台座正面には「これより金沢道」とあり、直進して「いわな坂」を下ると保土ヶ谷宿があり、金沢道(東海道国道1号線) と合流します。北向地蔵の右脇には説明版が、左脇には庚申塔が集められていました。北向地蔵のある交差点は綺麗に整備され町の人々に愛されている素敵な空間でした。
北向地蔵さま 母親の方のお婆さまが 病を 取りの払いをして頂ける凄く有りがたい存在と言い聞かされました 🙏 合掌。
交差点角にあります。
名前 |
北向地蔵 (横浜市保土ケ谷区) |
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ジャンル |
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住所 |
〒240-0023 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町406−2 |
HP |
https://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/shokai/rekishi/sanpo/kitamuki.html |
評価 |
4.1 |
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古い時代の雰囲気満点。大きな地蔵だ。交差点角では危険な感じもする。800年ほど昔に、これを彫る人が何処にいて何時完成しどうやってここに運んだのだろうと、余計なことを思ってしまう。地蔵の右横の文字は「弘明寺」へ行く道を指すが、南区六ツ川の「勘九郎地蔵尊」の道標にもある。当時、すべての道は弘明寺に通じていたのか。ちなみに地蔵の左横の文字は風化が激しく皆目読めないが、金沢鎌倉方面とのこと。