大島諸願堂の六角地蔵塔で心を結ぶ。
大島諸願堂の端に、石積の六角地蔵塔がたたずんでいます。伝承によれば、その昔、肥前大村(現在の長崎県大村市)の船持武太夫の息子が乗った船が大島の沖で難破し、息子はもちろん乗組員たちも死亡するという出来事がありました。悲しみに暮れた武太夫は、何とか息子や乗組員たちの供養をしたいと考え、遠い故郷の肥前から石を運び、大島の地に塔を建てたということです。この地蔵塔は、今もなお日本海の荒れ狂う波に耐えながら海の安全を見守っています。この塔は、室町時代に建てられたと推定されています。
名前 |
石積六角地蔵塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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何か話しかけたくなるような塔でした。訪れたのは2022年9月です。