草原の中の灯台、静かな道を楽しんで。
ノッカマップ埼灯台の特徴
草原の中にヒッソリと佇む灯台が魅力です。
初点灯の歴史が感じられるノッカマップ埼灯台。
整備されたダート道が灯台へ続いています。
ダートを入っていきます。いい感じでしたが、本当にクマ出そうで怖かったです。路面荒れておりバイクだったので逃げ切れません。
草原の中にヒッソリと佇んでいる灯台。近くにある大きな風力発電機に相まって存在感は薄いが、それ以外に高いものはなくのどかな風景はとても癒やされます。道路脇に小さな入口を示す看板が目印です。草が生い茂って道はデコボコのため、多少の覚悟は必要ですが、行く価値はあると思います。
灯台までの道が整備されていました。今まではSUV以上の車じゃなければハマりそうな険しい道路でしたが、平成最後の年に道路も一旦整備されたようです。普通車でも心配なくたどり着くことが出来ました。観光のオススメスポットです。
灯台までの道はダートで、一部ドロドロのマッドだったり水たまりがあったりするので、バイクはきついかもしれません。車高の高いRV車か徒歩が無難です。基本的に誰も来ないのでとても静かです。晴れれば、国後島の南端のほうがうっすら見えます。
名前 |
ノッカマップ埼灯台 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0153-24-3118 |
住所 |
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HP |
http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/nemuro/sentei_toudai/nemuro_lh/html/nokkamappu.htm |
評価 |
4.3 |
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公式な初点灯は昭和39年(1964年)4月1日ですが、灯台のプレートには初点•昭和38年(1963年)11月と記載されています。塔高は11m、光達距離は12.0海里です。灯質は群閃白光で毎10秒に2閃光します。きわめてローカルな灯台で知名度は高くありません。燈光会のHPにも掲載されていないくらいです。たまたま納沙布岬に行く途中の道路標識にこの灯台が書かれていたので寄ってみました。荒涼とした何もない草原にある灯台です。一般道路からかなり引っ込んだところにあり、観光客はまばらです。周囲に散乱していた動物の骨がやけに印象的でした。灯台の光源には部分的に遮蔽が施されていて、陸地側に光が漏れないようになっています。遮蔽の程度が異なるため、灯台ごとに光が照射する範囲は異なります。光が照射する範囲を「明弧」と呼び、南を0度として時計まわりに表示します。犬吠埼灯台を例にあげると、その明弧は169度から65度です。ところが本灯台には遮蔽がないので、全方向から灯台の光を見ることができます。つまり本灯台の明弧は0度から360度(航路標識用語では全度と言います)なのです。ちなみに明弧が全度の灯台は本灯台のような小規模な物に多くみられますが、中規模でも初島灯台のような孤島の灯台では見かけられます。