夏休みということもあって鼓ヶ浦には海水浴客が賑やか...
名前 |
服部擔風「鼓浦」漢詩碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0253 |
住所 |
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HP |
https://www.p.arch.mie-u.ac.jp/urayama-lab/shiroko/Document/map.pdf |
評価 |
3.5 |
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この碑は2011のお盆に見物したが、夏休みということもあって鼓ヶ浦には海水浴客が賑やかであった。服部擔風が命名した招仙松が臥龍のように立派に横たわる浜に高さを競うようにこの碑はあった。その後数年でこの松は枯死したのかコロナ前に初日を拝みに行ったときには跡形もなくなっていた。詩は仙台石の立派な碑に劣らぬ擔風の堂々とした行書の直筆が認めてあり。落款印も刻されていた。碑陰は逵雅堂と後藤米川が主唱となって撰文し戦前の医家で名筆の倉尾古岳が隷書で認めている。・(擔風鼓浦詩碑)蛟龍斂氣鷺鷗眠 松籟濤聲鼓浦天此去蓬山無覓處 臨風嘯傲即神僊癸亥之夏擔風【碑陰】鼓浦之地、松青砂白、頗富風趣、我擔風先生曾數遊之、題詠不尠、今茲七月初六亦重試一遊、生等従焉、乃欲勒一詩於貞石以傳不朽、首倡募同志、而聞知先生盛名者遠近響應、忽獲一百六十餘家、月餘竣工、於是乎豐碑屹然乎浦溆之際矣、後之游屯地者、當風清之晨、月明之夕、朗吟一再、則與海潮砰匍之聲相和、其身亦恍有憑虚登仙之想、首倡 雅堂逵致民・米川後藤琢磨 撰大正癸亥九月古岳倉尾友書 石工根來市藏鐫[臥11060]・招仙松 擔風命名[臥11060-2]