端っこに秘めた海女の銅像。
御宿駅のホーム千葉よりなんて電車は停まらないし、誰も足を向けない端っこに海女の銅像はある。近づいてみると命が吹き込まれていて、このまま立ち上がるんじゃないかってくらい顔立ちはしっかりとしているのが特徴だ。目線や細長の顔も、いかにも御宿の海岸に佇んでいそうな雰囲気である。1970年代くらいまでは海女は漁師と同じくらいこの町で有名な存在であり、日本三大海女と呼ばれることもあったという。まだ上裸で潜るのが一般的という。海女をして鮑やサザエを取り子供の学費にしたのよっておばあちゃんと何人も話を聞いた事もある、一昔前の話だ。今は昔の話だけど、海女は変わらず顔を海に向けている。1人でなんか漁をする事ないからこんなところにいて寂しいくらいの風情で。
名前 |
海女の銅像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
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