高原の古書店で思索の旅を。
古書追分コロニーの特徴
デカルトの炉部屋のような思索空間で心が落ち着く。
週末には訪れたくなる高原の古書店です。
ブックオフでは見られない多彩な書籍が揃っている。
ストーブが焚かれていて、デカルトの炉部屋の思索と同じ空間を体験できました。哲学や神学の棚があって中々面白味がありました。
週末を中心に開かれている高原の古書店。隣接の旧油屋旅館は詩人:立原道造や堀辰雄の愛用宿だった。軽井沢の雑踏とは隔世の感がある宿場町でゆっくりと本が読め、愛好家には幸せな空間。信濃追分自体が大正~昭和にかけて詩人や文人のコロニーとして発達した経緯があるため本への愛着が高い。宿場町の辻々には古風なポスト風の貸し本ポストが有り自由に読める様になっている。向かいの美味しい蕎麦屋[ささくら]はかなりお薦め、手作りパン屋もあり静かに長居ができる。
本好きには堪りません。私が追分を好きになった理由はこの古本屋さんがあるからです。ゆっくり本と向き合えるお店。初めてみるような本ばかりなのに、見てるだけでワクワクします。本の中に埋もれるような感覚が堪りません。いつか本好きな父も連れていきたい。
ブックオフでは見かけないような様々な分野の書籍が豊富に揃っていました。
素敵な建物の中は古本の世界。好きな作家の本を探すも良し、まったく知らない本との出会いもあります。古い雑誌やレコードもありますね。書棚を巡って行くとなんだかのんびりとした気分になる古本屋さんです。
旧中山道追分宿にある古書店「追分コロニー」は、門構え、のれん、周囲の町並みすべてが調和した素敵な古書店です。軽井沢を訪れたとき、必ず立ち寄りたいスポットです。東京の別荘地として長い時間をかけて発展してきた軽井沢だからでしょうか、棚に並ぶ状態のいい古書群からは元の持ち主のインテリジェンスや愛着が感じられます。文学書にはじまり、哲学書、美術書、図録、英書のペーパーバックまで品揃えが豊富な上、奥まった場所にあるカフェからは窓越しに小さな庭園が臨め、その居心地の良さといったら、最近流行りのブックカフェとは格が違います。壁際の絵本コーナーも魅力的です。噴火警戒レベルが1になって初めて浅間山登山したあとの黄昏どきに訪れました。山関係の棚で目に留まった今西錦司や深田久弥の著作の背表紙を眺めながら、前掛山山頂から見た絶景を振り返ったひとときは至福の時間でした。晩秋の浅間山登山と静かに時間を刻む追分宿のブックカフェ、この取り合わせの妙にひとり頷いた霜月10日の夕暮れでした。
| 名前 |
古書追分コロニー |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0267-46-8088 |
| HP | |
| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
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駐車場があるので車でも行きやすいです。本も種類ごとにわかれていて探しやすく、また、ワクワクするような並び方です。ずっと本を探していたくなるような本棚です。