荒涼の地獄谷で見る硫黄の蒸気。
地獄谷の特徴
富山県中新川郡の地獄谷は荒涼とした光景が特徴的です。
火山性硫黄ガスが立ち昇る神秘的な観光名所です。
常に噴出する火山ガスが独特の硫黄臭を漂わせています。
富山県中新川郡立山町にある地獄谷ですね。周辺は草木が生えておらずモクモクと煙が出ています。近くに寄って見ることは出来ません。かなり硫黄の匂いがして風向きによっては気分が悪くなりそうです。あちこちにガス警報器がありますので行動に注意しましょう。
現在は火山性硫黄ガスの濃度が上がり立ち入り禁止。近くに行くと硫黄の臭いがします。その影響でハイマツも枯れてしまっています。
昼夜を問わず火山性ガスがたちのぼる荒涼たる光景が魅力の景勝地です。規模的には箱根の大涌谷に遠く及ばないものの、立山の峰々と遠くに見える富山平野と富山湾、能登半島とのコラボが魅力です、現在、地獄谷周辺は立入が禁止されていて、遊歩道も閉鎖されています。植生は意外と豊かで、谷底近くでも高山植物が青々と茂っている部分もあります。安全なところにはライチョウもいます。ただ、谷側だけが枯れているハイマツ林などを目の当たりにすると、ゆめゆめ侮るべきではないと実感できます。地獄谷からは温泉が湧出しているので、周辺にはいくつかの宿泊施設があるのですが、火山性ガスの濃度を監視して警報を発する装置があちこちに設置されているので、一定の安全性は確保されています。
火山ガスが常に噴出していて、草木が茂らない荒涼とした景観の谷です。火山ガスが活発に噴出する箇所には硫黄が「噴泉塔」を形成しています。谷の中央に遊歩道(地獄谷遊歩道:みくりが温泉~雷鳥沢)がありますが、2012年から現在(2020年2月)に至るまで通行止めになっていて、地獄谷は立ち入り禁止です。火山ガスの変化と噴気活動の拡大活発化により、火山ガス中毒の事故発生リスクが高まっているためです。「エンマ台」と呼ばれる展望広場からは、引き続き地獄谷を眺望できます。約10万年前立山カルデラ内にあった火山が噴火してできた火砕流台地が「弥陀ヶ原」で、広域で「弥陀ヶ原火山」と呼称され「地獄谷」もその一部です。火山活動の防災情報は「弥陀ヶ原」を参照してください。
名前 |
地獄谷 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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ところどころで、蒸気が立ちのぼっており硫黄臭いです。