輪中地帯の堤、定杭の魅力。
定杭の特徴
輪中地帯の堤の基準となる定杭で、歴史的価値があります。
岐阜県養老町に位置し、訪れる価値がある史跡です。
定杭の存在が地域の歴史を物語る重要なポイントです。
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名前 |
定杭 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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定杭(じょうぐい)は、輪中地帯における堤の高さの基準としたものです。輪中地帯の村にとって、隣接した村々との堤防の高さは、水害から村を守る上で重要な問題でした。そのため、堤防の高さを巡って紛争が起こることもしばしばであり、この対立の和解調停のために、定杭が慣行されました。この定杭は、明和年間(1764-1771)に直江村、金屋村、飯積村の三ヶ村の、悪水落江(田んぼで不要になった水を排水する場所)の除(よげ)堤防の高さの目安として小字一斗割(いっとわり、旧小字は二斗割)に設置されました。定杭の高さは、三ヶ村の内で最も標高が低い直江村の中で、一番低い宅地屋敷を基準としたと伝えられています。名神高速道路建設時やその後の土地改良を経て、現在の位置に移設されました。花崗岩製の石柱で、9cm×9cm×136cmの大きさです。養老町の指定文化財です。