廃墟とイメージ展で感じる金沢文庫の魅力!
神奈川県立金沢文庫の特徴
北条氏が創設した歴史深い文庫で、文化に触れられます。
廃墟とイメージ展を楽しめる独自の展覧会が開催中です。
森と池、橋がある自然豊かな場所でリラックスできます。
金沢文庫駅から歩いて10分弱。称名寺にまつわる年表や動画による説明、貴重な書簡や鎌倉時代の壁画など、展示物が素晴らしかったです。鎌倉まで行かなくても、満足できました。
現在行われている「廃墟とイメージ」展に行ってきました。行ってみた感想としては、ぜひ多くの人にこの展示を見てほしいとおもいました。「廃墟」をテーマに、全国の博物館やお寺から、国宝や重要文化財が集められて展示されています。しかも普段あまり常設されていない、マニアックで希少な、絵画や文書、磁器、そして仏舎利まで直接見ることができます。絵画は、京都や奈良の国立博物館の所蔵品が、金沢文庫のこの展示のために貸し出されています。金沢文庫の所蔵品は、かつてものすごかったんですね。徳川家康にも、日本最古の源氏物語の写本(河内本)を持ちだされたようですが、今回元の金沢文庫に里帰りしています。また、称名寺に残された文書だけでも、国宝に指定されていますから、改めて神奈川県の貴重な施設であることを実感しました。コンパクトな空間で、国宝級の文物を見ることができる今回の展示行かないと損だと思いました。なお、学芸員の方の解説はめちゃくちゃわかりやすくて、鎌倉史を中心とした歴史の流れをを実感できました。
金沢文庫は13世紀に北条実時が創設したと伝わる文庫。鎌倉幕府の滅亡後に衰退しましたが、近年になって再興され、現在は県立博物館として展示を行っています。同じく実時が創建した称名寺からトンネルをくぐった先にあります。展示室は1階と2階にあります。いわゆる常設展示というのはないようで、訪れた日は「廃墟とイメージ」という特別展が行われていました。必ずしも鎌倉関係ばかりではないものの、絵画や絵巻などに表現された「滅びの姿」を見ていくうちに、歴史の中にはかなく消え去った鎌倉時代の姿が見えてくる気がしました。ただ展示のスタイルは昔ながらの、展示品と説明文を並べるやり方。展示内容や建物の雰囲気もあるのでしょうが、全体として地味な印象がぬぐえません。特別展が中心のためか、博物館が所有する文化財の展示が少し手薄になっている気もします。見せ方を含め、もう少し工夫が必要かと感じました。
面白い地形というか称名寺とトンネルで繋がっていて森と池と橋があり大自然と動物と歩くと気持ち良いです。夕方行って暗くなるまで少し探検。素掘りの隧道たまらないな〜 urbex!”廃墟とイメージ”という展示会やっていたので行ってみたけど展示されてるものは自分は何だかよくわかりませんでしたw
名前 |
神奈川県立金沢文庫 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-701-9069 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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2024年6月中旬金沢文庫駅から歩いて北条氏の「金沢文庫」に来ました。古い建物が保存とか再現とかされているわけではありません。鉄筋コンクリートの建物に資料が保管・展示されているだけですが、とても興味深いものでした。見学しに来てよかったです。大人の観覧料は250円でした。