西山商店街の歴史、ベルさんのいえ。
ベルさんのいえの特徴
昭和57年に建設された独自の電話ボックスで、歴史を感じます。
名東区西山本通の商店街に位置し、アクセス便利で訪れやすいです。
用途を持たないユニークな建物が観光名所として注目を集めています。
名前 |
ベルさんのいえ |
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ジャンル |
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住所 |
〒465-0085 愛知県名古屋市名東区西山本通2丁目 猪高西山第4号線 |
評価 |
4.0 |
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「ベルさんのいえ」と名付けられた用途を持たないこの建物は、昭和57年(1982年)12月15日に西山商店街の一丁目付近に電話ボックスとして建設されました。当時は携帯電話も普及していなかったため駅構内や大通り沿い、大きな施設などに公衆電話を設置され、昭和59年(1984年)には日本国内の公衆電話の設置台数は過去最高になったとされています。その後携帯電話やメール等の普及により公衆電話の利用頻度が急激に減少し、電話ボックスも徐々に撤去され、2017年にはすべてが取り払われました。続いて電話が入っていたボックスも解体される予定でしたが、建物自体が持つレトロな風合いや愛らしさから「この建物を保存しよう」という声が上がり、西山商店街の歴史の一部として、また西山商店街の生きたシンボルとして保存されることになりました。電話が撤去され、屋根や窓や扉、家具だけが残った、まるで小さな家のようなこの空間に入り、40年前の風景に思いを馳せながら、思い出話に花を咲かせたり、写真を撮ったりと楽しい思いにご利用いただければと思います。