自然を生かした早川城跡の魅力。
ゆったりとしてました。
名前 |
桜の広場 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
〒252-1127 神奈川県綾瀬市早川城山3丁目3−4−1 城山公園 |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

鎌倉時代に築城されたと推定される早川城跡は、天守閣を持つ江戸時代の城と異なり、自然の地形を巧みに利用し、掘切と土塁を周囲に巡らした「砦」的な要素の強い城郭であることが発掘調査によって明らかとなりました。堀切とは外敵の侵入を防ぐため、城の周囲に巡らされた堀のことです。掘切の内側には、掘切を掘った土を利用して、土塁と呼ばれる高い土手を築き、さらに堅固な防施設を作り上げています。早川城の場合、東西及び南側は急な崖に囲まれ、自然の要害となっています。しかし、北側は平坦なため、幅約11m、深さ5m以上という大規模な堀切と土塁を築いて敵の侵入を阻んでいます。早川城は、有事の際に周囲に暮らす武士たちが集結して、外敵の侵入に備える防御施設として、また、領民に対しては、権力を誇示するシンボルとしてそれぞれ機能していたものと思われます。