一之坪条里制度遺跡すぐそば。
一之坪条里制度遺跡(いちのつぼじょうりせいどいせき)は伊勢原市白根と笠窪の小字に、それぞれ「一ノ坪」、「市ノ坪」があります。この地名により、奈良時代の条里制の遺構として史跡に指定されました。条里制とは、一辺の長さが6町(約654メートル)四方の土地区画を里あるいは坊と呼びます。区画が複数ある場合は、北から南へ1条、2条とよび、西から東に1里、2里と呼びます。さらに里を1町(約109メートル)ごとに6等分した区画を坪といいます。この36区画を隅から1坪、2坪と呼びます。こうすると土地の位置を明確に表示できるようになります。律令制では口分田(くぶんでん)と呼ぶ土地を人民に支給し税を納めさせました。土地の位置や面積を出すために条里制が必要でした。7世紀後半から畿内で始まり、8世紀前半には各地で認められるようになったといわれています。
名前 |
一之坪条里制度遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/docs/2013060300094/ |
評価 |
3.5 |
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公園の入口にあります。