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「秋葉神社のイチイガシ」は、御本殿右奥の山際にどっしりと構え、天に向かって聳えています。推定樹齢300年、根元の幹周囲4.3m、目通り幹周囲3.5m、樹高25mであり、昭和43年(1968年)3月27日に岐阜県の天然記念物に指定されました。恰幅のよい主幹の樹皮は薄く不規則に剥がれており、幹には苔むされた大きな瘤があります。枝葉は生い茂り、葉の裏が黄褐色に淡く輝いてとても美しいです。「天然記念物火靈神社のイチ井ガシ」と刻まれた立派な石柱と共に玉垣に囲まれて神聖な雰囲気が漂います。裏山周辺には、スダジイやアラカシの木が群生しており、すぐ東側には三輪神社が鎮座しています。厳かで神秘的な雰囲気を持つ叢林に囲まれ、古来より地元の方々の心の拠り所として親しまれ、大切に守り受け継がれてきたことがうかがえます。イチイガシは、本州のカシ類の中では最も暖地性の樹木であるので、岐阜県内においては貴重な樹木です。イチイガシの御神木をこうして間近で拝見できて、とても嬉しく思います。またゆっくりと参拝させていただきます。