布勢運動公園で甦る中高式石室!
小畑5号墳(岩美町大谷より移設復元)の特徴
鳥取県最大級の中高式石室が魅力的です。
1辺23m、周濠含め27mの方墳を堪能できます。
岩美町から移築復元された貴重な史跡です。
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もともと岩美町にあったものが、調査後に移築復元されたものです。
| 名前 |
小畑5号墳(岩美町大谷より移設復元) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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山陰近畿自動車道路のうち、岩美町大谷の駟馳山トンネルの工事に伴って、発掘調査された小畑古墳群のうち、鳥取県最大級になる中高式石室をもつ1辺23m、周濠含めると27mの方墳を布勢運動公園内に移築再現したものです。方墳は2段に築かれ、石垣状の葺石で覆われていたようですが、再現された葺石は周囲と段差部分だけです。特筆すべきは巨石(天井石は露出)で築かれた石室で、総重量31トンにもなる石で築かれています。人力や牛馬しか無い時代に、これだけの巨石で墳墓を築けたのは、岩美町大谷に大きな権力のある豪族がいた証拠でしょう。石室内には入れますが、因幡地方でよく見られる、中高式天井の構造がよくわかります。玄室には副葬品や石棺があったそうですが、ここにはありません。石室内に立ったまま入れる古墳は多くはないので、古墳好きには興味深いと思います。