長い階段を越えて国宝の鐘へ。
円覚寺 洪鐘(梵鐘)の特徴
国宝の洪鐘は、1301年鋳造の高さ2.6mで圧巻です。
長い階段を登った先に弁天堂があり、眺望が素晴らしいです。
和風のカフェでかき氷や飲物を楽しむことができます。
国宝。「洪鐘(おおがね)」は、円覚寺の脇の小道から長い長い階段を登ると現れる。かなりの長い階段なので覚悟がいる。鎌倉で最大の梵鐘。鎌倉幕府第9代執権の北条貞時が国の平和を願い、名工匠の物部国光に依頼。当時ではかなり大きなもので2度失敗が続くも、貞時が江ノ島の弁財天にお祈りを続けたことで3度目に成功したとされる。この成功に感謝して建てられたのが、洪鐘の向かいにある弁天堂。弁天様は水の女神様だが、上記由来なのでここには水はなく、弁天堂の隣は現在お休み処となっている。
とてつもない急坂を上ってたどり着く国宝の洪鐘北条貞時が江ノ島の弁財天に鋳造祈願をお祈りしたところ天の助けで成功したことから弁財天を勸請し弁天堂も建設江ノ島とこちらの弁天様は夫婦の関係らきい。
2023.01.01 達成感のある階段の段数登りきったところには茶屋と鐘また眺望が良く、空気が澄んでいた本日は遠く富士山を望むことができました。超望遠レンズを装備しておりましたので富士山を拡大したところ、なんと登山道が見えました。いつかは登ってみたい山、富士山を望むことができました。
階段の上は柔らかな陽の光が差し込んでいて、息が辛い階段も登り切るのが楽しみになりました。国宝の大きな洪鐘の反対側にある茶屋から、天気が良い日は遠くに富士山が眺められてとても気持ちが良いです。
少し登ったこの高さにある国宝洪鐘、この高さにも意味があるんでしょうね、広く響きわたるような…ちなみに一般の方は突けません😅富士山🗻も眺める事ができます。
今の時期、釣鐘までの長い階段を登っていると両脇からカサッ、カサッと音がします。何かと思ったら、どんぐりが落ちて笹の葉に当たっていたようです。今だけの音の季節便りですね。
階段を上がった所にあります。建長寺より少し大きな立派な梵鐘です。作った人のは同じ人だったと思います。
建長寺の梵鐘と並び、鎌倉を代表する国宝の釣鐘です。私が無知なだけで、他にも似た色の梵鐘があるのかもしれませんが、特徴的な濃い緑色をしています。昔は鐘楼の周りを拝観できたのですが、だいぶ前からロープが張られ、撞木側以外立ち入り禁止になってしまいました。10年近く前の大晦日に伺った際、お寺の方のご好意で、大人10人位ひとまとまりの内のひとりにまんまと紛れ込めて、除夜の鐘の108回の内の1回を撞かせてもらえる光栄にあずかったのですが、今にもひび割れて、文字通り音を立てて崩れ落ちるんじゃないかって、心配になってしまう音がしました。ジーーーーーーンじゃなくて、ジジジジジジ~ンって横振れしながら響いている感じ。他の方がアップされている最近とおぼしき写真ですと、撞木自体も傷んだままにされているようですね。もしかしたら大晦日ですらもう撞いていないのかもしれません。時の流れって儚いもんですね。でも大好きなんです。
国宝に指定されている関東で最も大きい洪鐘で、北条時宗の子、貞時が1301年(正安3年)に天下太平、万民和楽を祈願して鋳造したもの。60年周期で鋳造の成功を祝う洪鐘祭が行われる。次回は2020年(令和2年)10月の予定です。
名前 |
円覚寺 洪鐘(梵鐘) |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0467-22-0478 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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先日、円覚寺をお参りした際、長い石段を登り国宝の鐘を見学させていただきました。鎌倉五山の格式のあるお寺だけあり、大きく重厚な鐘でした。これだけ大きな鐘、どこで鋳造し運搬したのか興味が湧きました。