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名前 |
宝泉寺の石灯籠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
宝泉寺本堂の横、小さなお堂の中にある石灯籠。解説版あり。室町時代に造立と伝わる。相模原市登録有形文化財。以下は相模原市のホームページより引用。宝泉寺の石灯籠は、高さ約218センチメートルの凝灰岩製です。形態は上から宝珠(ほうじゅ)、笠(かさ)、火袋(ひぶくろ)、中台(ちゅうだい)、竿(さお)、基礎(きそ)の各部からなりますが、宝珠は五輪塔の空風輪を代用とし、火袋と中台は近年の作と考えられます。笠は深く稜線や蕨手(わらびで)をもたない六角作りです。竿は節のない円柱造りで、「応永十七年」(1410年)の銘をもちます。基礎の台部は六面とし、それぞれ輪郭を持って2区とし、反り花はもちません。石灯籠は、元来仏前に供える石製の灯器で、飛鳥時代に日本に伝えられたと言われています。宝泉寺には多くの応永年間(1394-1427年)の石造物が残されていることから、その当時に石造文化圏が成立していた可能性が考えられます。