昭和の風情を感じる五叉路の電話ボックス。
五叉路に、最近では、すっかり珍しくなった電話ボックスの隣にひっそりと立っています。正面の刻字は、かろうじて「庚申」と読み取れます。電話ボックス側に「中目黒村田道」、その反対側に「寛政十戊午歳十一月」(1798年)
名前 |
とちの木庚申 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.city.meguro.tokyo.jp/smph/gyosei/shokai_rekishi/konnamachi/koshinto/meguri/tochi.html |
評価 |
2.7 |
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説明によると、昭和のはじめ頃に緑道となっている谷戸前川で発見されて土地の人によって今の場所に設置されたとのこと。なお、谷戸前川はすぐ脇を流れていたみたいであるが現在では暗渠になっていて流れを見ることはできない。栃の木の下にある庚申塔であったことからとちの木庚申の名前で親しまれているようであるが、肝心の栃の木はもう存在しない。正面には庚申以下不明、右面には中目黒村田道という文字がみられるが風化が激しいため詳細は不明だが、この地域にも庚申信仰が存在したことが裏付けられる資料となっている。