世田谷観音の歴史ある六角堂。
| 名前 |
六角堂(不動堂) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP |
http://www.setagayakannon.com/index.cgi?mn=odo&id=rokkakudou |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
世田谷観音(観音寺)の六角堂(別称:不動堂)は本堂・仁王門と同じく中野家より移築された建物です。堂内には鎌倉時代の大仏師である運慶の孫仏師康円の手による「不動明王像」ならびに「八大童子像:指徳童子・阿耨多童子・烏倶婆童子・制多迦童子・矜羯羅童子・清浄童子・恵喜童子・恵光童子」が御本尊として奉安されています。これらの仏像は旧国宝でしたが現在は国の重要文化財に指定されています。「八大童子」を従えた「不動明王像」は関西では高野山に安置されている運慶作の尊像があり、関東では世田谷観音六角堂に安置されている仏師康円作の尊像の二体のみが国内に残っているだけです。同一作者によって製作された「不動明王像ならびに八大童子像」が現存しているのは世田谷観音(観音寺)だけであり極めて貴重な文化財です。