福澤諭吉と慶應の歴史を体感。
福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館の特徴
福澤諭吉に関する資料が豊富で、成り立ちを深く理解できる展示です。
ステンドグラスの美しい階段を上がると歴史的な展示室が待っています。
国の重要文化財に指定された図書館旧館内に位置する博物館です。
慶応義塾大学の沿革や創立者の福澤諭吉に関する資料館です。中部屋と小部屋があり、中部屋は大学や福澤諭吉に関する展示、小部屋は所蔵資料をもとにした企画展示となります。建物は慶應義塾図書館旧館であり、曾禰中條建築事務所の設計により1912年(明治45年)竣工。これだけでも一見の価値はあるかと思います。同館の2階が展示室、1階はカフェとなっています。
福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館にやってきました。私にとって印象に残っている福澤諭吉は、高校1年生の時です。商業学校でしたので、諭吉の複式簿記の翻訳書である『帳合之法』について学びました。展示館では、多面的な紹介があり、福沢諭吉の人物を興味深く見ることができました。
福沢先生の生い立ちから亡くなるまで、そしてお人柄まで、そして亡くなられてから慶應義塾の現代までの歴史が学べます。とても学びになりました。本なども販売されていたら更に良いのにと言った感じです。「学問のすすめ」が読みたくなりました。
展示の入口で紹介されている福沢諭吉先生と松永安左エ門氏の出会いは美しく、慶應義塾をよく表した逸話で感銘を受けました。福沢諭吉先生の晩年のお写真を展示頂けると嬉しいです。
今年出来たばかりの大学史の博物館で、国の重要文化財に指定されている図書館旧館の二階に展示スペースがある。展示のコンセプトは、「福澤諭吉翁の生涯と慶応義塾史を多くの実物と当時の言葉でたどる」。その中でも印象的だったのが、シンボルである学校旗のデザインの由来で、元々は白と赤の二色であったのが、白の部分の汚れが目立たないようにするため薄い青に変更したというもので色に何の意味も無かったとのエピソードで、案外そんなものだろうと感じた。一般の人も入館可能で、無料で館内は写真撮影自由(フラッシュは不可)である。
重厚な1階正面玄関から入って、ステンドグラスが綺麗な階段を上がった2階の旧閲覧室部分をそのまま活かして展示室となっている。展示は、「福澤諭吉の生涯と慶應義塾の160年の歴史を通して、近代文明を考える歴史博物館」とされる常設展示と、別室の企画展示に分かれている。福澤諭吉に関心のある者にはよく知られたことの展示も多いが、知らなかった興味深い事実もあり、体系的に解説されているので理解し易い。福澤諭吉や慶應義塾の知識がない方にも分かるように、映像やタッチペンでの解説選択などの工夫されている。
名前 |
福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-5427-1200 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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主に建物が見たくて訪問。守衛さんに旧図書館の場所を聞いたら親切に教えてくださいました。復元された小川三知氏のステンドグラスや建物は勿論、展示も見応えがありました。