冬目ケイ展示、豪徳寺の聖地。
旧尾崎テオドラ邸の特徴
明治21年築のコロニアルスタイルの洋館で、特別な雰囲気に包まれています。
有名漫画家の展示やアフタヌーンティーが楽しめる文化空間として注目されています。
ドラマ撮影地としても有名で、聖地巡礼として訪れる方が多くなっています。
週末に冬目ケイさんの展示を見るために訪れました。住宅街に忽然とありました。外観も内装も綺麗で良い雰囲気でした。カフェは時間の予約が必要ですが、落ち着いた雰囲気で紅茶もケーキも美味しくとても良かったです。カフェ目的のお客さんも見受けられました。
宮坂、豪徳寺周辺をまあまあ知っていると思うのだが、ここの存在を知らなかった。漫画家の山下和美さんらが、運営なさっていると言う。私は子供の頃から漫画が大好きで、蔵書は漫画喫茶が出来るほどある。失礼ながら、邸宅と言うよりも山下和美さんで、興味を持った。それは、豪徳寺の本当にすぐ近くにあった。周りは普通の住宅なので、ここを知っていなければ、分からないだろう。世田谷は昔、農家ばかりだった(今も農地が結構ある)ので、洋館があるのには最初疑問だったが、港区からの移転と聞いて、納得。脱線するが、港区は昔の古いところをどんどん壊してビルにして、甚だしい。この邸宅が壊されるのは忍びないとの事で、ここを引き取り、漫画のギャラリーと喫茶にしておられる。入るのも、喫茶も基本的には予約制。喫茶は、昔の女給さんの格好をしたスタッフが接客してくれる。ケーキセットと、スコーンセットをオーダーしたが、それが、すごく美味しかった。スコーンは、本場ロンドンで食べたスコーンより美味しい。本当に。ジャムは、ルーバーブ。これは、アメリカとかでよく売っているので、私もジャムを作った事がある。美味しいですよ。ギャラリーは小さくこじんまりとしている。毎回、展示する漫画家さんが違う。漫画家さんの直筆の絵とかも購入出来る。ショップには、本屋では置いていないような漫画とかあって、山下和美さんのテオドラ邸の奮闘記などを購入しました。最近、ずっと漫画を読んでいなかったので、久しぶりに読みます。テオドラ邸は、昔の少女の憧れがいっぱい詰まっていました.
政治家、尾崎行雄(1858-1954)の暮らしていた明治時代の洋館です。尾崎氏は、1890年の第一回衆議院議員選挙で当選、以後63年間、25回当選は世界記録らしいです。第2代の東京市長でもあります。この建物は、その尾崎氏の後妻、セオドラ英子(1870-1932)の父が、1888年に別の場所に建てた尾崎夫妻の旧宅でした。その後、別の人の手に渡り、1933年にここに移築されました。老朽化で取り壊される予定だったところ、それを惜しむ人たちによって保存プロジェクトが立ち上がり、修繕され、2024年にギャラリーとして再生しました。コロニアル様式の建物で、2階が漫画に関する企画展のためのギャラリーで、1階に喫茶室と物販コーナーがあります。入館には、事前にウェブサイトから日時指定のチケットを購入します。
豪徳寺の裏あたりで住宅地の中にあります。車で行きましたが、道はちょっと狭くて、空いている駐車場を見つけるのもちょっと大変ですので、電車を使う方がよさそうです。建物の外観は皆さんの写真通りの洒落た洋館で、内部は1Fが喫茶店と売店、2Fは展示会ができる広いスペースがあります。TVドラマの撮影にも使われているようで、出演した俳優さんのサインが飾ってありました。東村アキコ「かくかくしかじか」展など、漫画家先生の企画展もありますので、ファンの方は必見です。なお、予約は必須のようですので、お忘れなく。
何気なく豪徳寺の外周を歩いてたら、偶然にも地図上にて発見いたしました~。豪徳寺のちょうど裏側という位置関係です。実際に目の当たりにすると、外観だけでも結構ゾワゾワしますね。この日はもちろん予約は取ってません。ですけども、各時間帯に空きがあれば飛び込みでも、予約入れて後ほど入館とかできるのかな?
このコロニアル様式の住宅は、後に尾崎行雄の妻となるテオドラの住まいとして建てられ、移築や所有者の変更を経て取り壊されるところを、山下和美先生を中心とした志ある方々により残されました。そこに至る経過は山下先生の「世田谷イチ古い洋館の家主になる」に載っています。予約必須のカフェと、漫画家の作品を飾るギャラリーとして運営されています。文化財建造物を残す上で、漫画と結び付く手法はもっと注目されて良いです。ただ、建物好きとしては、建物そのものの解説や、修復に至る経過を示した展示パネルなどが欲しいと思いました。
明治21年築、昭和8年に豪徳寺に移築された旧尾崎テオドラ邸漫画家山下和美さんが発起人となって支援プロジェクトを設立改修工事を行い、2024年3月に喫茶.ギャラリーとなりました有名漫画家さん達の展示も喫茶のアフタヌーンティーも話題ですがドラマ等の撮影でも度々使われていて最近では聖地巡礼として訪れる方も多い様ですコロニアル様式の水色の洋館は物語の世界に入り込んだ様な不思議な感覚になれる素敵な空間でした。
建築として評価内部は予約制なので外観のみ見せていただきました。山下さんの家系エッセイ漫画が好きで、こちらの建物に興味を持って訪問しました。平面が広い下見板張りの青もしくは緑系のペンキ塗りなので、個人宅というより郵便局や町役場等の公共施設っぽく見えます。木枠の上げ下げ窓が生き残っています。曳家したと聞いていましたが、七宝模様の床下通風孔面格子がありました。基礎を組み直したのか、基礎ごと曳家した様です。手間をかけて維持保存されています。
| 名前 |
旧尾崎テオドラ邸 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-6413-5413 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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ドラマの撮影地にもなっていた場所です。予約をすると中にも入れるようなのですが時間指定になっていて、入れる人は入れない人ある様子。この日は時間がなかった為外から眺めさせて貰いました。住宅地の一角にありながらとても雰囲気があって素敵な洋館でした。