願を懸ける、がんかけ地蔵。
がんかけ地蔵尊の特徴
親近感が湧く、素朴ながんかけ地蔵尊の存在感です。
顔が欠けた地蔵が願い事を叶える面白い特徴があります。
中野区の野方にひっそりと佇む由緒あるお地蔵さんです。
二体並ぶ大小の地蔵の小さい方の地蔵を倒すと、大きい方の地蔵が小さい地蔵を起こしてもらいたいからと願い事を叶えてくれます。そして願いが叶ったら倒した小さい地蔵を起き上がらせる。そんな風習が昭和中頃まで続いてたそうです。
住宅街にあります。
二又の先っぽにあるお地蔵さん。何やら歴史が有るらしい。
「願を懸ける」とお地蔵さんの顔が欠けてるので「顔欠け」で「がんかけ地蔵」
ひっそりと有ります。穏やかなお姿です。
立て札もあり由来もわかりやすい。
中野への帰り道にふと見つけたお地蔵さん。思わず自転車から降りて手を合わせた。
野方の住宅街の道に挟んだ所にあります。野方駅から、徒歩10分から15分くらいです。約280年以上前の建てられ、今でも参拝する方が絶えないそうです。お願い事をする時には、地蔵菩薩真言を唱えるようにと書いてありました。
昭和初期このあたりで疫病がはやったことがあり、「以前にこのあたりにあったはずの二十三夜搭を再建するようにとのお告げがあった」との祈祷師の言により建てられたものと伝えられている。ちなみに、この地域には、二十三夜講という飲食をともにしながら十三夜の月を待ち、無病息災を祈る行事があったとも伝えられている。碑の隣にある祠の中には、太陽と月、青面金剛、三匹の猿、にわとりなどが彫られた庚申搭があり、台石には、「右中村道左さぎのみや道」と記され、道しるべの役割をはたしていた。(中野区資料より)旅がもっぱら足栗毛(歩行)であったころ、村境や追分道(三叉路)に設けられたお堂や庚申搭などは疫病神の侵入を防ぐだけでなlく、その木陰は旅人の足を休め、行き方を示す道しるべでもあった。そういった意味で古い道を歩くのもおもしろい。
名前 |
がんかけ地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.visit.city-tokyo-nakano.jp/category/nintei/shrine/13505 |
評価 |
3.7 |
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3年振りか、素朴ながんかけ地蔵尊、人の息遣いがする様で親近感が湧きます。