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名前 |
元普甲道(上宮津古道) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
5.0 |
江戸時代に「今普甲道」が開かれるまで丹後と都を結ぶ主要な街道だった「元普甲道」。天橋立の北側に丹後の首府があった頃から多くの人が歩いた道で、西国三十三ヶ所観音霊場第二十八番札所成相寺への参詣道としても使われたようです。また、平安時代の歌人としても有名な和泉式部が夫であった藤原保昌が丹後国司に任官したために丹後に赴任、それに帯同してこの道を歩いたとされています。今普甲道が開削され、また舗装された自動車道ができたためにほとんど歩く人もなくなりかなり荒れていたようですが、近年地元の人たちが整備し宮津市や福知山市が道標や案内板を設置してハイキングコースとして蘇りました。人為的に埋め込まれた石畳を歩くと千年以上の人たちの歩みが想像され、深い感慨に浸ることができます。