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名前 |
織部燈籠(キリシタン燈籠) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
妙法寺のウェブサイトによると・・・・・・織田信長や豊臣秀吉らに仕えた戦国武士であり、かつ千利休の高弟にして利休の町人向けの茶を武家風に改めた茶人でもある古田織部(1544~1615)が創案したと言われている石燈籠です。『織部燈籠』の特徴としては、竿の上部が丸く左右に張り出し十字架の様な形をしております。また、竿の下部に龕を作って仏像等を彫ることが多いのですが、當山の『織部型燈籠』には、それが見られません。 その代わりに表面に「慶長廿乙卯年二月吉日」、裏面に「拾之内堀村源二立」の文字が彫られています。 資料によりますと、同形で同銘文を持つ燈籠が都内にも所有されていて、当時は十基造立されたようです。しかし、この紀年銘の年代は妙法寺成立以前ですので、もとの所在地や當山に移された経緯等については不明ですが、 遥か昔より信者の方々を見守ってきたこの燈籠が永い歴史を経て妙法寺に移され、現在に至っているのは大変興味深いものです。・・・・・・という事でした。