松尾芭蕉が住んだ、静かな日本庭園。
関口芭蕉庵の特徴
松尾芭蕉が住んでいた歴史的な場所で、深い情緒が漂う庭園です。
わびさびを感じられる小さな池のある趣のある空間が魅力的です。
江戸川公園近くの静かな地域に隠れた都会の密林的な雰囲気が楽しめます。
細川庭園を出て神田川沿いを歩ていると、歴史ある門のようなものが目にとまった。関口芭蕉庵とある。松尾芭蕉が神田川の工事に携わっていたころ住んでいたところらしい。芭蕉庵といえば深川など下町の方を想像する。この辺りに芭蕉ゆかりのところがあった。細川庭園と椿山荘の庭園にはさまれたところにある。この門から入ることはできなかった。胸突き坂といわれる坂の側に入り口がある。せっかくなので入ってみることに。真ん中に瓢箪池という池がありその周りを散策でき、芭蕉の句碑や墓などもある。一部立ち入り禁止のところもある。手入れが行き届いてるとは言えないが、そこが自然のままでいいのかもしれない。
静かな日本庭園が無料で入れるのは素晴らしいよね❗
ひっそりとした、知る人ぞ知る都会の密林という感じです。そんなに広くはありません。人はほとんどいません。無料で入れます。
有楽町線「江戸川橋駅」1A出口より徒歩15分ほど。江戸川橋からだと坂を上って椿山荘のちょっと先を左折して胸突坂を下った下にあります。東西線「早稲田駅」3A出口より徒歩15分ほど。早稲田駅からだとリーガロイヤルホテル東京を目指すと良いでしょう。そこから神田川の方に行くと5分程度でしょうか。以下は、文京区のHPからの抜粋+αです。俳人松尾芭蕉が、1677年から3年間この地に住んだ場所だそうです。当時、旧主筋の藤堂家が神田上水の改修工事を行っていたときに(副業?で帳簿を付けていたときの)工事現場か水番屋に住んだといわれる場所とのことだそうです。後に芭蕉を慕う人々により「龍隠庵」という家を建てたが、これが現在の芭蕉庵につながる。その後焼失し、現在のものは第2次大戦後の建築である。
神田川沿いの遊歩道を歩いていて椿山荘の壁上から覗く木々が見える情景が良いなと思いつつ、お庭を見学するのはお高いんでしょう?と思っていたのですが、こちらは胸突坂側に入口の有る別施設なのですね。これは改めて見学に来ないといけません。
東京の名湧水57選。湧水は、約15m段差の崖下からの水が、石鉢に注ぐ。池泉回遊式の庭園の中心にある瓢箪池も湧水から成る。
風情あるが、ほとんど立ち入り禁止。
春を感じてきました。特別な空間です。
キッチリ整えられた椿山荘や細川庭園とは違って、野趣があります。今は山側の上のほうには上がれなくなっていて、池の周りを回るだけですが、寂静という言葉がぴったりの空間でした。
名前 |
関口芭蕉庵 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
03-3941-1145 |
住所 |
|
HP |
http://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/shiseki/bashoan.html |
評価 |
3.9 |
周辺のオススメ

江戸川公園沿いには様々な施設があるが、その中でもつい見落としがちになっているのが関口芭蕉庵ではないかと思う。目立つ所にある門は常に閉まっていて、すぐ横の胸突き坂の右手に小さな門が一応ありそこから中に入る事が可能である。しかし、そこの門も鍵こそかかっていないものの見た目は入れないのではと思える程に商売っ気が無い。門内はそれなりに見る所もあるのに勿体ない事である。庭内には複数の石碑(古池や蛙飛び込む水の音、などの句)があり、案内板もしっかりとあるので、後はアピール力の欠如が問題である。