人徳深い於竹さんの地。
画像は著作権で保護されている場合があります。
| 名前 |
於竹大日如来井戸跡 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 住所 |
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町３丁目６−２ 小津本館ビル |
| 評価 |
3.5 |
周辺のオススメ
大日如来の生まれ変わりとされた、人徳深い於竹さんという方がこの地にいたそうです。その人を慕って人の集まった井戸の跡地を史跡として残したのだとか。↓以下石版の本文↓於竹大日如来縁起於竹大日如来は寛永十七年(十八オの時)山形県庄内よりでて 当時の江户大伝馬町馬込家の召使いとなる その行いは何事にも誠実親切で 一粒の米 一きれの野菜も決して粗末にせず貧困者に施した。そのため於竹さんのいる勝手元からはいつも後光がさしていたという。出羽の国の行者素蓮と玄良坊が馬込家をおとづれ、於竹さんは羽黒山のおつげによると大日如来の化身である」とつげた。主人は驚き勝手仕事をやめさせ持仏堂を造り その後念仏三昧の道に入る これが江戸市中に拡がり於竹さんを拝まうと来る人数知れずと言う於竹さんの詠んだ歌に手と足はいそがしけれど南無阿弥陀仏ロと心のひまにまかせて延宝八年五月この世を去る 行年五十八五代將軍翔吉公の母堂桂昌院の歌にありがたや光と共に行く末は花のうてなに於竹大日於竹さんが愛用し貧困者が市をなしたと言う有名な於竹井戸はこの地にあった昭和四十六年五月吉祥史蹟 松竹大日如来保存会大日如来なのに南無阿弥陀仏！？と驚いてしまいましたが、そのおおらかさが人徳なのかも知れません。