犬吠埼の貴重な断層探訪。
犬吠埼の白亜紀浅海堆積物の特徴
犬吠テラステラスからの美しい断崖が魅力的です。
恐竜時代の地層が堆積した貴重な自然を体感できます。
銚子の犬吠埼周辺の固い岩が特異な景観を提供しています。
犬吠テラステラスを出た先の遊歩道。波を間近で見ることができます。天気が良ければ最高のロケーションです。東映のオープニングの荒磯は犬吠埼灯台横の遊歩道を進んでください。
犬埼の地層は恐竜時代のおよそ1億2000万年前(中生代白亜紀前期)に比較的浅い海の底で堆積したものです。普後は泥が推積し、実の際には陸から砂が運ばれてきて、海底に強い流れでできた砂山が積み重なりました。このように砂岩と泥岩が繰り返す、しましまの地層ができたと考えられています。古くから採石されてきた学岩は、この恐竜時代の地層の砂岩部分を採石したものです。特に砂岩と泥岩が繰り返す地層の中でも泥岩部分が少ない場所が採石場になりました。ここから見える雀にはほとんど泥岩部がなく、厚い砂岩層を見ることができます。海水のたまっている、くぼ地は通称「馬フン池」とよばれ、銚子石の採石場跡になります。犬吠埼の採石事業は昭和10年代に、採石のために犬が破壊されてしまうことを懸念した当時の銚子市長、特芳次氏が中止させました。
閉館している水族館の反対側の駐車場(?)の所を下へ降りて行きます。ジオパークの指定になっており白亜紀の地層が良く観察出来ます。昔は採石されていたそうでぽっかりと砂浜がありました。環境保全の為に当時の市長さんが採石を辞めさせたそうです。波が穏やかなら下の磯まで降りて行けますが滑るので十分注意が必要です。
ここ、銚子の犬吠埼辺りの岩はとても固く、近辺の九十九里地域などの堆積した砂地とは全く違い、とても珍しいものです。犬吠埼灯台が立っている辺りの海岸は、なんと約1億2,000万年前、恐竜が繁栄していた白亜紀の地層がむき出しになっている場所です。関東地方ではここ銚子だけで見られます。国の天然記念物に指定されています。海岸沿いに遊歩道が整備されていて、様々な模様をした地層を見ることが出来ますので、地質に興味のある方はとても興味深いものです。あのNHKの番組、”ブラタモリ” でも紹介されました。タモリさんはとても地質に詳しいのです。面白いのは、遊歩道沿いを散策していて、”発見” したのですが、なんと!!、コンクリートの破片が波で削られて、”丸い石” のようになっているのです。もう少しで岩になれるのかな?。とても微笑ましいです。
名前 |
犬吠埼の白亜紀浅海堆積物 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0479-21-6662 |
住所 |
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HP |
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/n431-062.html |
評価 |
4.1 |
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断崖を見ると断層が分かれています。その道の方がみると面白い層の状態になっているのかなと思います。ここからみる景色は海も綺麗なのでぜひゆっくり見てみてください。