現代に伝わる江戸前握り鮨!
現代に伝わっている江戸前の握り鮨ができたのは、約二百年前の文政年間で、小泉与兵備が考案したといわれています。当時は熊といえば大阪風の押し鮨ばかりだったところを、酢で締めた飯の上に、ワサビをはさんでネタを乗せて握られたものを屋台で立愛いするという新しいスタイルは、一挙に江戸っ子の人気となりました。子兵衛は、握り鮨を岡持ちに入れて盛り場を売り歩くことから始め、屋台、裏店での店売りを経て、文政七年(一八二四)に元町(両国一丁目)に「華屋」という屋号の店を開き大繁盛しました。この成功によって鮨屋という形態が確立し、その軒数が増えるに従って、職人が腕を競うようになり、一大食文化を築きました。
名前 |
与兵衛すし跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
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江戸握り鮨発祥といわれる「与兵衛鮨」発祥の地です。両国国技館から徒歩圏内で、名門春日野部屋もこの一角のとなりブロックにあります。