武蔵境の変電所、歴史的な美。
武蔵境交流変電所の特徴
毎週末のサイクリングで通る、歴史的な変電所であること。
送電線が結ぶ、武蔵境変電所と埼玉県日高市の関連性。
6万6千ボルトや15万4千ボルトの豊かな電圧設備が魅力的である。
建築として評価。昭和2年竣工の建屋が健在です。中央線から見えた縦長の窓から、戦前の建築と予想して訪問しました。ほとんどの窓がアルミ枠に置き換わっていますが、一番上は細かく枡が区切られた鉄製窓枠の様です。窓の上には意匠が付いた水切りもあります。文化財ではないので、竣工年は鉄道送電設備を調べている個人サイトを辿って調べました。鉄オタのジャンルの広さに感謝です。中央線は終戦間際に機銃掃射の的になっていたのですが、そういった痕跡は見当たりませんでした。
JR武蔵境変電所へと送り込む送電線です。途中の埼玉県日高市の東京電力 中東京変電所への連絡線として分岐支線があります。⓪6万6千ボルト 蕨~戸田~武蔵境線①15万4千ボルト 前久保ー境線。
| 名前 |
武蔵境交流変電所 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
昔、境南町に住んでいまして、毎週末この変電所の横を自転車で通りました。知識として、鉄道の直流電化には変電所施設に莫大な投資が必要だとは知っていましたが、一つの変電設備がこんにデカいとは。驚いた思い出。要塞か秘密基地みたい。