荒川ロックゲートで心地よい休息を。
荒川ロックゲートの特徴
江戸川区小松川の水位調整施設、時代を超えた現役の閘門です。
サイクリングやジョギングの休憩ポイントとして、多くの訪問者に利用されています。
水位差を調整し、船の通行を支える独自の役割を持つ水門です。
江戸川区小松川にある水位調整施設。運河クルーズにて船上から体験。外からではなく中から見てきました。ロックゲートとは「閘門」の意味で、水路の一部を締め切り、その中で水位を上下させることで高低差のある2地点間の船舶移動を可能にする施設です。特に有名なのがパナマ運河で、複数の閘門を経て太平洋と大西洋を結んでいます。荒川ロックゲートはそこまで大規模なものではありませんが、江東区のゼロメートル地帯を流れる旧中川や小名木川などの運河と荒川の水位差を保全しつつ船舶通航を可能とする重要な役割を果たしています。通航手順としては、まず入り口から船舶が入ると「〇〇メートル水位を下げ(上げ)ます。停船してください」とアナウンスが入り、その後→入口ゲートを閉鎖→水位調整アナウンス→出口ゲート開扉→信号が青に変わり進行の流れ。水門をくぐる際は、上昇したゲートからしたたりおちる水滴を浴びるので屋根下に退避するか傘が必要になります。おおむね進入から水位調整、退出までは小型船だったためか10分ちょっと。最大3メートルを超える範囲で水位を上下させますが、意外と早い印象でした。情報は2022年11月時点。
かつての物流の主体だった水運はトラックに代わり、東京湾から河川への閘門もほとんどなくなっていますが、こちらは現役です。
荒川ロックゲートは荒川と旧中川とを結ぶ閘門です。ロックゲート(=閘門)とは、水面の高さが違う2つの川のあいだを船が通行出来るようにするための施設です。川と川のあいだに水門をつくって、水位を調節し、水面の高さを同じにして船を通します。荒川と旧中川は水面差が最大3.1メートルにもなるため、船の往来が不可能でしたが、ロックゲートの完成によって、荒川と旧中川、小名木川、そして隅田川が結ばれました(平成17年10月完成)。災害時に鉄道や道路が使えなくなったとき、川を通して救援物質や復旧資材の運搬、被災者の救出など災害復旧活動の支援が出来るようになるなど、地域の防災拠点として活躍するうです。見晴らしいいですよ〜。
荒川ロックゲート。荒川と旧中川を結んでいる水路の水門とその施設。水門自体は古いが重厚な趣きがあり見てて壮観な感じ。ロックゲートとは水面の高さが違う2つの川の間を船が航行するために川と川の間に水門をつくり水位を調節して水面の高さを同じにさせた後に船が航行できるようになる。そもそも荒川と旧中川の水面の差は最大約3メートルにもなるため船の往来が不可能だったがこの荒川ロックゲートの完成により航行可能となった。また、災害時に鉄道や幹線道路などが使えなくなったときに河川を使って救援物質や復旧資材の運搬や被災者の救出などの災害復旧活動の支援が出来るようになるなど地域の防災拠点としての役割を果たしている。
荒川ロックゲート。小型船が荒川から小名木川へまたはその逆に移動できるロックゲート。水位が違うため、2つの門の開閉を経て水位コントロールされます。
荒川サイクリングで休憩している人をよく見かけます。水位差を攻略するゲートで、船が通るのを一度見かけました。
現代の閘門。大島小松川公園内にある旧小松川閘門(東京都指定歴史的建造物)が旧遺構となります。荒川側の水門の上(階段で89段)からの眺めは良いです。
近くにトビハゼがいました。東京にもいるんだ!本物を見れて感動。
荒川沿いにサイクリングする際の休憩ポイントとして、利用させて頂いてます。
名前 |
荒川ロックゲート |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3902-2379 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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都営新宿線東大島駅小松川口から線路沿いに荒川方面へと向かい小松川千本桜並木を南へ徒歩10分程度進んだ先にある施設である。荒川ロックゲートは閘門と呼ばれる荒川と旧中川の3.1mの水面差を調整する為の施設で平成17年(西暦2005年)完成し共用されている比較的新しいものである。この閘門によって荒川から旧中川〜小名木川を通り隅田川への航行が可能となった。次回訪問時は閘門の稼働する様子を見たいものである。