震災の記憶を語る旧女川交番。
東日本大震災遺構 旧女川交番の特徴
東日本大震災で倒壊した、世界的にも希少な鉄筋コンクリートの建物です。
震災の記憶を語るために、あえて残された貴重な遺構として訪れる価値があります。
震災の被害状況や復興を知れるパネル展示があり、訪問者に深い理解を促します。
新しい施設もできて綺麗な街並みの先に現れる廃墟がショッキングです。たまたま後ろにいらしたビジネスマン風の方々が、この交番の周りの土地が本来の女川の地面の高さで、復興後の街が立っているのは盛り土をして嵩上げした高さだと話しているのが聞こえてきて、驚きました。周りには、復興へのプロセスなども展示してあり、たいへん興味深く拝見しました。
金華山の船時間待ちの間見学しました。震災のつめあと、改めて津波の凄まじさを感じました。周りは広々して新しい施設や公園、港です。
震災のつめ跡。女川は今となっては復興が進んで綺麗な街となったが、震災による津波の被害を大きく受けた場所。これを見て、津波を経験した人の恐怖は計り知れないけど、地元の産物を購入したり、少しでも地域に貢献出来たらいいなと思いました。
道の駅とJR女川駅の双方から徒歩圏内にあるのでアクセスは抜群に良いです。他の震災遺構に比べると小さいですが、見る価値は十分にあります。基礎の根本から横倒しになったその様は圧巻の一言。二階建ての強固な建物も津波の前では無力なのかと思うと恐ろしいですね…
建物がびっくりかえっていたのが衝撃的でした。還暦過ぎた人は口を出さないと言う看板は、全国に広めた方がいいのではと思いました。どこの地区でも、でしゃばるのは年寄り若い今からの人に任せるという度胸が必要ですよね。
今は震災遺構として2011年震災の記憶の語部となっている旧交番。新しい女川交番は駅の近くにある。交番をぐるりと囲む展示パネルの内容は秀逸。海と共に生きる、高い防波堤や防潮堤を造らず土地を嵩上げして住宅を高台に造るとした新しい街づくりに、海と共に暮らした女川の人々の思いを感じます。
皆さんに是非一度は見てもらいたい。悲しくも鮮明なメッセージがここにはあります。津波の恐怖を忘れないためにも、前を向くためにもここで足を止めて静かなる声に耳を傾けてもらいたい。そんな場所です。壁にある経緯説明を読み目頭が熱くなりました。
【一度見てみると良いと思います】2021/11/17 14時ごろ見たかったわけじゃないのですが、時間があったので見てみることに【あえて感想は言わず】・震災前に既に大人で、震災のとき自分が何をしたかを思い出せる人は、一度こういう震災遺構を訪れるといいと思う。・津波の恐ろしさや震災の悲惨さを伝えたいならもっときちんと保存するはずだしそうすべきだけど、そうではなく、経年劣化を許容する遺構であることは、個人的には最も大きい発見でした。【行き方とか】・女川駅からまっすぐ海に向かえば必ず目にします。・段差がちょこちょこあるので、お足元注意。
東日本大震災での地震と津波により、既存建造物の実に6割強が倒壊・流失、東北3県の被災地の中で面積に対する被災率は最大とされる、女川町。その甚大な被害を受けた記憶と後世へ残すため、様々な想いが交わされたなかで整備された、町で唯一の震災遺構が、この旧女川交番です。遺構の一番下の地面が、元々の震災前の町の地面の高さ。女川町は防潮堤を造らず、町全体を大きく高くかさ上げをして、海とともに生きることを選びました。少しずつ朽ちていき、やがて元の姿を留めないようになるでしょう。しかし、そこには敢えて補強等はしないと、女川町は決めています。その象(かたち)ある間に、ぜひ多くの皆さんに観てもらいたい。そして心に留めて、また心に思い描いてほしい。たくさんの人たちの、当たり前のごく普通の毎日がそこにあったことを。
名前 |
東日本大震災遺構 旧女川交番 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0225-54-3131 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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こういう遺構はとても良いと思います。時間が経つほど存在意義を感じます。被災された方々も、これからも気を張らず頑張って下さい。