江戸末期の茅葺屋根で癒される。
旧大塚家住宅(千葉県指定有形文化財)の特徴
江戸時代末期に建築された茅葺屋根の民家で、歴史を感じることができます。
近くの旧濱野医院から徒歩2分の立地で、周辺探索が楽しめます。
無料で邸内を観覧でき、スタッフの丁寧な説明が魅力的です。
江戸時代末期に建築されたと推定される建物です。写真では分かりにくいかもしれませんが、中央に居間があり、川に近い方に土間があります。屋根裏には家財道具を仕舞うことができる工夫がなされており、水害に悩まされていた昔の浦安の人たちの生活の知恵を感じる事ができます。千葉県指定文化財です。
旧濱野医院から徒歩2分程度の境川沿いにある茅葺の建築物である。平成14年千葉県指定有形文化財に指定されており、開館日は公益財団法人うらやす財団のスタッフが常駐している。この日は建築物保存の為の燻蒸日との事で竈に火をいれて説明して下さった男性スタッフの方や普通に見学していては分からない天井の屋根裏部屋の説明等色々と面白い話を案内しながら解説して下さった女性スタッフの方には感謝である。屋根裏部屋の見学は不可能ではあるものの非常に興味深いので興味のある方にはお勧めする場所である。
こちらも日本の典型的な民家です。2階は見ることはできませんが、1階はトイレまで見ることができます。
この住宅は、建築の構造や様式などの特徴から、江戸時代末期の建築と推定されています。大塚家は屋号を「兵左衛門」と称し、周囲からは「ショウゼムドン」と呼ばれていました。埋め立て以前は、冬季に海苔を生産し 農業も営んだ半農半漁の家でした。建築様式は、木造平屋建寄棟造りで茅葺屋根です。間取りは、中央に大きな居間があり、右 手に土間、境川に近い方に寝室、左手前には小部屋、左手奥に客座敷などがあります。この家の大きな特徴は、 屋根裏2階を設けているところです。これは洪水などの被害に悩まされた人たちの知恵で、家財道具などの避難場所として、 被害を最小限にする工夫がされています。建坪は二十七・五坪あり、当時の漁家と比べて規模 の大きい住宅です。浦安では境川に漁業や水運あるいは生活用水を依存してきた歴史があります。この境川に接して建てられ、境川との関係によって維持され てきた旧大塚家住宅は、歴史的、文化的に貴重 な住宅です。【現地案内板より抜粋】清瀧神社~旧宇田川家住宅からの流れで見学出来ます。コロナ禍で見学出来なかった為、☆3
住宅密集地に現れる茅葺き屋根。
自転車で浦安探索中、茅葺屋根の家を発見。それがここでした。コロナでお休み中。今度は家の中を拝見したいです。
茅葺屋根で良かったですよ。
月曜日は閉館。雰囲気は伝わった。よく保存してくれた、もっとじっくり見たかった。
江戸末期に建築された、半農半漁のかなり裕福な家族の住宅。無料。駐車場は近くにないので、注意を。受付兼案内の方が常駐しているが、コロナウイルス禍の中では、見学者を案内して説明する業務は中止されている。質問すれば、距離をとって普通に話をしてくれるけれども。建築としての面白さもさることながら、当時の暮らしぶりを示すために展示されている、おじいちゃんと孫娘が手仕事をしている姿の人形の出来が良すぎて、ほんとうに人がいるのかと思って一瞬ギクリとした。
名前 |
旧大塚家住宅(千葉県指定有形文化財) |
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ジャンル |
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電話番号 |
047-354-5846 |
住所 |
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HP |
http://www.city.urayasu.lg.jp/shisetsu/bunka/bunka/1005589.html |
評価 |
3.8 |
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幕末に建てられたとされる民家。現在は千葉県の指定文化財となっています。近年、都市部ではほとんど見かけることができない茅葺き屋根の建物です。中は畳敷きの部屋がいくつかあり、広々とした印象です。浦安の地は古くから水害の被害に度々見舞われており、この大塚家住宅も例外ではなく、水害の際には家財道具などを屋根裏に避難させることで財産を守ってきたそうです。親切な女性の解説員の方に建物の歴史や浦安の民俗について説明していただきました。すぐ近くの宇田川家住宅とセットで見学することをおすすめします。