広島の歴史を刻む納骨堂。
納骨堂の特徴
1935年に入所者の手によって建てられた歴史ある納骨堂です。
1985年の再建により、新たに生まれ変わった施設が魅力です。
公共性の強い慰霊碑があり、地域に根付いた存在です。
元は1935年(昭和10年)に入所者・職員他の寄付を受け、入所者の手によって建てられたものであったが、現在あるのは1985年(昭和60年)に入所者寄附により再建されたもの。傍らの解説には、3493名の遺骨が納められたとある。正面のに掲げられた「俱会一処(くえいっしょ)」は、俱(とも)に一つ処(ところ)で会うの意。死ぬ時も場所もみな異なるが、あの世ではまた出会い共に暮らせる、と言う意味で使われる。(俱会一処:原義は阿弥陀仏の極楽浄土で仏や菩薩に会い共に暮らすの意)
| 名前 |
納骨堂 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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広島の供養碑的なものもそうですが、公共性の強い慰霊碑や納骨堂(この納骨堂は厳密には公立ではないのかもしれませんが。)は基本的に無宗教スタイルなので、どうも建屋がデザイン的に大味であるのは否めない。なんというか慰めのためのものですから、何かしらの宗教精神の表れがないと成立しないと私は思うんですが、ここに眠る方々は仏教徒もクリスチャンも無神論者もいろいろでしょうし、しょうがないんでしょうね。私は手も合わせず帰ってきました。だって無宗教なんだからそれが正しいと思うんですよね。