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名前 |
稲葉神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
稲葉神社、京都府京丹後市網野町木津。主祭神=雅産霊神。応永27年(1420)造営。山間の村、山麓に鎮座。道沿いに見える鳥居が人目を引く。階段を進むと、小高い場所へ社殿と出合う。東向きで、社殿は、覆殿の下、本殿を収める。覆殿は、入母屋造、瓦葺き、一間、平入とし、格子の扉を付けた姿。側面は板壁を付け、雪をしのぐ。意匠はわずかに見え、雲模様などのあしらいを付ける。本殿は、流造、杮葺き、一間、平入とし、千鳥破風や軒唐破風を付ける。細かな意匠を付け、額に龍の姿、鷲の姿が見えるほか、木鼻に獅子や獏を配す。組物も龍の袖を埋めている。正面に階段を付け、欄干を配すほか、脇障子も見える。現地へは、国道沿いに鳥居が見えるので、ここから徒歩で進む、3分。駐車場はないが近所のすこやかセンターなどを借りたい。参考。境内社=不明、不明、不明。社殿は、切妻造で向拝部を伸ばし、銅板葺き、三間、平入とする。札などはなく、神社名は明らかにならず。参考。境内社=稲荷社。札=稲荷大明神。覆屋は、切妻造、瓦葺き、一間、妻入とし、赤く塗られた姿が印象的。側面を板壁とし、雪をしのぐ。手前側を拝殿部とし、奥へ本殿を収める祭壇を持つ。本殿は、厨子に近く、小祠を置く。板葺き、一間、平入。覆屋と同じく、赤く塗られた姿が印象的。参考。境内社=不明。覆屋は、切妻造、瓦葺き、一間、妻入。側面を板壁とし、雪をしのぐ。本殿は、流見世棚造、板葺き、しころ屋根とし、一間、平入。階段を設け、扉を据えるが、組物の表現もある。木鼻は雲模様を付ける。