多聞寺近く、鯉泳ぐ池。
葛飾湧水群 二子藤の池の特徴
多聞寺の南側、千葉街道向かいに位置しています。
満開の季節には藤の蔦が池を彩ります。
放流された鯉が泳ぐ、安心感のある池です。
近所の方達が大切に守っていきます。
その昔、舟にのって来た日蓮さんはこの辺から陸に上がり法華経寺に向かったとのこと。
池の上には、藤の蔦があるので満開の季節に今度はきってみようとおもっています、池のなかには、放流した鯉もいます二子浦の池よりやや大きな池でした。
東にある池より池らしい池です。春になると池の上に藤が咲きます。こじんまりとしたデッキもあります。
葛飾湧水群のひとつ。10年間放置状態。急激な都市化で埋立・滅失してしまった湧水池だけを復活させようとしても無理がある。
ちっぽけな池に鯉が泳いでます。
名前 |
葛飾湧水群 二子藤の池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.1 |
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多聞寺の南側の千葉街道を挟んだ向かい側に位置。湧水群とありますが水質はクリアではなく水が湧いているといったところも見えなかったです。ちょうど藤の季節が近いこともあり、花が咲いていました。池には鯉が確認できます。池には説明板があり、解説の他、かつての鳥瞰図が掲載され興味深いです。以下説明板より---葛飾湧水群 二子藤の池二子の地には、溜(ため)が多くありました。 これらの溜はいずれも良好な湧水を誇り、田圃や生活に密着した存在のほか、茶道の水として珍重された名泉もありました。なかでも、「二子藤の池」は藤の古木に由来があり、街道を往来する人々に親しまれていました。 また、昭和20年代後半までは水田への引き水や、水稲の種籾を浸けて発芽を促すタナヤ (種井)として利用されていたことからも、タナヤの 池とも呼ばれていました。 春になると、溜さらい、川さらいを共同で行い、その時ウナギ・コイ・フナ等が大量に獲れたので、それを魚屋に売って慰労会の費用にしたこともあったといわれています。船橋市西部に位置する旧葛飾地域は、かつての海岸壁の面影を残す松林や由緒ある寺社が数多く残されています。二子藤の池の北側には日蓮上人ゆかりの地であることを示す宝珠山多聞寺があり、一説によると、鎌倉時代に日蓮上人が 中山への往来の際、「二子浦」から鎌倉へ向けて船出したというのは此処が「降り津」であったと伝えられています。昭和40年代に入り、二子の溜の多くは都市化の進行により利用価値がなくなったことで、次第に荒れ果てたり、 埋め立てられたりしてしまいましたが、この二子藤の池は平成10年3月に地元の協力によって復元され、旧葛飾地域の特色で あった湧水や溜が連なる「葛飾湧水群」を偲ぶ貴重な史跡となっています。