朱色の五重塔、歴史を感じて。
五重塔の特徴
400年を超える歴史を誇る五重塔、国指定重要文化財で魅力的です。
高さ31.6メートルの朱色の五重塔が境内のシンボルとして存在感を放っています。
JR下総中山駅から徒歩約10分、アクセス良好な立地が魅力です。
法華経寺五重塔高さ31.6メートル、元和8年(1622年)本阿弥光室作、加賀藩主・前田利光の援助を受けて建てたもの。江戸時代以前の五重塔は関東にはこちらを含め4つしかないそうです。鮮やかな朱色で見事な五重塔、周りの緑と相まってどこから写真を撮ってもいつも美しい。特に桜の時期がおすすめです。重要文化財。
遠目には木々で部分的に隠れているためあまり大きさは感じませんでしたが近づくと結構大きかったです!周囲の緑と五重塔の赤色のコントラストがめっちゃいいです( *´艸`)
本阿弥光室が、父・光徳の3回忌と母・妙光の5回忌にあたる元和8年(1622)に、加賀藩主・前田利光の援助を受けて建てたもので、総高は31.6メートル。江戸時代初期の様式をとどめる県下唯一の五重塔です。落ち着いた和様の形式を持ち、各層の大きさは方三間、初層から四層まで軒二重繁垂木で、最上層の垂木だけを扇垂木としているところはこの時代の傾向を示しています。細部の装飾は少なく、蓑束と格子、窓下の格狭間以外には彫刻なども見当たらず、外部全体は朱塗で仕上げられています。屋根は銅板瓦棒葺で、二層以上はぐるりと回縁高欄がありますが、初層は高欄がなく、四面とも中央に桟唐戸があり、両脇に連子窓をつけています。塔の内部は初層だけが部屋としての体裁をもち、心柱を囲んで金箔を施した四天柱が立ち、高欄を巡らせて須弥壇が作られています。柱上部や組物には美しい彩色模様があります。主な文化財(建築物)は下記。・法華経寺五重塔・法華経寺四足門・法華経寺祖師堂・法華経寺法華堂。
法華経寺の五重塔は高さ31.6m。1622年に建てられ、重要文化財になっています。桜の時期は混雑しますが、赤い五重塔と桜の組合せがとても良いです。
国指定重要文化財となっています。江戸時代前期元和5年(1622)18世正教院日慈上人代に本阿弥光室の本願により、加賀 前田公の寄進により建立されたとのことです。真っ赤な塔が青空に映えます。
日蓮宗本山、法華経寺の五重塔。五重の塔というと、比較的ポピュラーな建築物ですが、実は珍しいそうです。現存する五重塔は、全国でも22ヶ所しか無いそうで、そのうちの1つがここにあると言うことです。説明板に詳しく書かれていますが、私が訪れた現存する五重の塔は、上野の寛永寺、池上の本門寺、日光の東照宮、そしてここ中山の法華経寺です。浅草の浅草寺は空襲で焼失。コンクリート製で再建。増上寺も焼失したそうです。他にも幾つか五重塔を見ましたが、古いものではなく、再建や新設されたもののようです。
境内にある立派な五重塔です。このような貴重な建造物は、なかなか観れないと思います。ぜひ立ち寄ってみてください。
この五重塔は本阿弥光室が両親の菩提を弔うために建立したものです。塔の総高差は約三十mで近世の五重塔としては標準的な規模となり、東京都大田区池上にある本門寺の五重塔(重要文化財)や上野の寛永寺五重塔(重要文化財)とほぼ同じですが、他のものと比較すると軒の出が少ないので細長い感じを受けます。関東地方には江戸時代以前様式の五重塔は少なく、この塔を含めて東京都大田区の池上本門寺の五重塔など4基が残るだけだそうです。
お寺のシンボルとも言える塔。法華経寺は立派な五重の塔が聳え立つ。加賀藩3代目当主前田利光の寄進とされている。同じく日蓮聖人ゆかりの大田区池上本門寺にも五重塔がある。
名前 |
五重塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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建立後400年を超えた五重塔です国指定重要文化財。