周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
馬頭観音立像三面三面八臂 赤身馬頭の鼻部・口吻部が欠けてしまったのだろうか,なんとなく犬頭の様にも見える。正面は第三眼もうっすらと残る憤怒相。側顔は穏やかな印象。馬口印(まこういん/人差し指と薬指を折って中指を立てる)ははっきりとは確認しがたい。が,身体の赤い彩色が残るなど保存状態は良い。右 「奉造馬頭觀世音」「御蔵白岡講中」左 「安永元壬辰年十二月 吉日」1772年(明和9年)は、災害が相次いで起こり、「明和九年は迷惑年」などと言われ11月に「安永」に改元。この石像はちょうどそのころ用意されたものであろうか。観音の憤怒身。怒りの激しさによって苦悩や諸悪を打ち砕く剣や斧、棒を持ち、馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くして災難を取り除く。憤怒身でありながら 無病息災、厄除け、動物救済、旅行安全の守護。おん あみりと どはんば うんはった そわか。