江戸時代の畑家で雛祭りを楽しむ。
行方市役所 麻生藩家老屋敷記念館の特徴
麻生藩家老の畑家を見学できる貴重な史跡です。
豪壮な茅葺屋根の建物が魅力的です。
繊細な吊し雛が季節の彩りを添えています。
江戸時代の麻生藩家老・畑家の武家屋敷で県指定有形文化財。現在は、麻生藩家老屋敷記念館として一般に公開されています。地元の方たちが赤門と呼ぶ表門や豪壮な入母屋造の茅葺き屋根が特徴であり、上級武士の住宅らしく土間が小さく座敷きが広い造りになっています。開館は木金土日の週4日 9から16時で、無料です。行方市役所麻生庁舎の駐車場を利用して、徒歩で麻生藩家老屋敷記念館まで行きましたが、記念館前にも駐車場がありました。
麻生藩家老の畑家。1857年に建てられた母屋と表門が現存する。江戸時代末期の武家屋敷の特徴を見ることができる。
敷地内に管理棟があり、麻生藩のパネルなどみることができるが、それ以上のものはない(ちなみにその管理棟には本棚があるが、「なめがた文庫」といって貸出がで可能)麻生地区には観光案内所がないので(厳密にいえばコテラスだが)、管理棟にその機能を付加すべき。パンフだけ置いてあればこと済むものではない。管理人?の姿が見えなかったり、庭の草むしりをしているようでは、来訪者はガッカリするだろう。少なくとも関心があって訪れたのだから、地元の(歴史や観光に詳しい)人に色々聞きたいものなのだ(少なくとも自分はそう)。観光や町歩きのポリシーとして、必ず地元の人と話をすることにしている。なぜなら、自分たちが住んでいる所をどう思っているのか知りたいし、地元の人も観光客がどう感じているのか興味があるのではと思うからだ。しかし現状では、一方通行で交流が成立しないため、リピーターは生じにくいだろう。家老屋敷記念館を通して麻生(藩)の歴史に興味を持ち、更に深めるためにも、将来的に環境整備が必要だ。◎基本的3要素①事前に書籍やネット等で調べる。②現地(史跡、文化財)へ赴いて見学する。③歴史施設があれば足を運び、詳しい人(観光ボランティアや学芸員)に質問する(教えてもらう)。2011年に道路改良工事に伴う麻生陣屋跡の発掘があり、夥しい出土品が発見された。(文化財書籍は行方市役所生涯学習課で購入できます)麻生地区には歴史資料館なども無い。麻生公民館内に展示スペースを設置すれば、より相乗効果が期待できるし、先人の遺産を次世代に継承できるのではないか。
雛人形が飾られています。家老屋敷の風格は確かに感じます。茅葺き屋根の造りがすごいですね。
麻生城から東に500m程の場所にあります。江戸幕府成立後、1604年に麻生藩が成立した際に重臣として迎えられた畑家の屋敷です。話が脱線しますが、麻生藩主の新庄直頼さんは近江地方の出で、大津城主でした。関ヶ原合戦では西軍についたために、戦後処理で改易されてしまいますが、後に赦免されます。その際、この地に3万石を与えられ大名(1万石以上を有する武家)として復帰します。赦免された理由は西側についた経緯によるもの。周辺の緒大名がほぼ西軍であったため、東軍につくのが難しかったから。もうひとつは徳川家康と親密な交流があったから。色々調べると囲碁仲間だったなんて話もありますね。そんな新庄直頼さんの元で家老として活躍した畑氏の屋敷なのでした。
歴史を感じる建物、茅葺屋根が良いですね!屋敷内はベンチもあり小休止もできます。とりあえず、詳しい内容は屋内にパンフレット等が置かれていますので頂いてくると良いでしょう。駐車場🅿あり、トイレ🚾?
季節柄、吊し雛が飾ってあるました。(^.^)少し分かりにくい場所ですが、なかなか趣があるましたよ。お近くに行った際に寄ってみればいかがですか?
凄い古民家です。
夕方、閉館間際の時間だったため、駆け足での見学となった。
名前 |
行方市役所 麻生藩家老屋敷記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0299-72-1971 |
住所 |
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HP |
https://www.city.namegata.ibaraki.jp/sp/page/page001414.html |
評価 |
3.6 |
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枝垂れ桜が見事。藁葺き屋根とあっている。