周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
楞嚴寺というお寺の境内に2基の板石塔婆が立っています。向かって左手にある板碑が、「弘長板碑」と呼ばれる上尾市内最古の青石塔婆です。弘長元年(1261)銘の板碑は作成年代としては発初期に近いものです。高さは約1m超ながら緑泥片岩の色は鮮やかで、大きな種子が中央に蓮座しています。最上部に若干の欠損があるものの、全体的な磨損は少ないかなと思います。右手の板碑は蓮田市の寅子石と同じ南無阿弥陀仏の文字が刻まれています。おそらく室町時代(?)のものではないかなと思います。こちらは寅子石から車で約10分位の場所にあります。