古風な魅力、花岡八幡宮。
流石。閼伽井坊多宝塔。精緻な造りが素晴らしいです。そして、どしりと構えている佇まいが国宝らしいです。国宝だっかな??県内の密教建築で唯一と言われいます。閼伽井坊(あかいぼう)は、現在真言宗の御室派(おむろは)で、虚空菩薩を本尊としていましたが、中世には花岡八幡宮の社坊でした。多宝塔とは、下層を方形で上層は円形平面になっていて、頂上に相輪を持つ二重塔を言います。下層と上層の接するところに亀腹が(かめばら)という漆喰塗りの丸く曲がった部分があり、日本建築では殆どみる事が出来ない、特徴的な円形の構造から独特な感じで美しいです。塔の創建の経緯は未詳ですが、伝承では藤原鎌足(ふじわらかまたり)の創建で、竹田番匠の作とされています。1928年昭和3年に修理した時に、永禄3年1560年の墨書のある木片が発見されて、その建築年代は16世紀中頃で室町時代末期とされています。
素晴らしい建物ですね、下調べなく伺い時間がなかったのでよく鑑賞できなかった、予備知識を入れて是非もう一度見に来ます。
古風な建築様式を良く伝えていると思います、一階と二階の平面的位置が少しズレてるのも味がある。同じ敷地内の門や本殿とはやはり趣きを異にします。
下松市末武上戎町〔花岡八幡宮〕の鳥居の横に芭蕉句碑が建っている。古池や蛙飛込む水の音 はせを翁明治24年(1891)7月に建立された碑。6句合わせて刻まれている。
名前 |
閼伽井坊多宝塔 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0833-44-8409 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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藤原鎌足が建立したと伝えられる重要文化財ですな。